テレビの番組などの録画は、以前に比べると便利になった。
以前のように、ビデオテープを使って録画する場合は、録画時間が2、3時間位しかできなかった。
そこで、テープをいっぱい用意して、録画番組ごとにテープをかえなければならなかった。
いろいろと面倒で、テープ代も結構かかった。
今はHDに、ビデオテープと比べると、びっくりするくらいの量の番組が録画できる。
だから、録画時間を気にしないで、これは少し録画しておこうかな、といった感じで、気軽に番組を録画してしまう。
そんな状態で、どんどん録画して、それだけで、満足してしまっている。
つまり、録画した番組をいつか見ようと思ったまま、見ないので録画された番組がたまっていく。
確実に、録画する番組数と見る録画番組数に差がついてくる。
録画されても、見られない番組がどんどんたまっていく。
結局、HDが録画された物でいっぱいになる。
いつか見るから、見たい感じがするから、という理由で録画番組が増えていく。
結局は、よほどのことがない限り、録画されて、ためられた録画番組は見ることがないままになる。
HDがいっぱいになったから、録画番組でいらない物、見ない物は消去しようとして、調べてみると、どれも消去するのに躊躇してしまう。
どうせ見ることはないのに、と思うのだけれども、消去してしまうのは惜しい感じがしてしまう。
見ることはないのだから、思い切って消去してしまえばよい、と割り切るしかない。
それが、なかなかできない。
逆に、毎週見るような番組は、見たらすぐに消去するようにしている。
今回それで失敗した。
録画した番組を見ていたら、途中で眠ってしまった。
そして、番組は見たと思っていたので、消去した。
後で考えてみると、番組の内容が途中から頭の中にない。
「あっ」
と思ったが、後の祭り。
消去しない方がよい物は消去してしまって、消去してもよいような物は、いつまでも消去しないで残っている。
上手くいかないものだ。