苦手科目は英語です。数学です。理科です。
と、多くの生徒が胸を張って言いいます。
でも本当に苦手科目なのか、よく考えてみる必要があります。
実は苦手科目ではなくて、嫌いな科目なのではないでしょうか。
嫌いな科目は苦手科目と同じことと考えるかも知れませんが、同じではありません。
苦手とは不得手ということなので、やっても、やっても上手くいかないことになります。
勉強でいうと、勉強しても勉強しても、できるようにならないのが苦手ということになります。
数学の勉強をすごくした。
だけど、全然できない。
これならば、数学が苦手科目といえるでしょう。
数学が苦手科目と言っている人が、どれだけ、数学をすごく勉強しているでしょうか。
数学が苦手科目と言っている人ほど、数学は他の科目と比べても、勉強量は少ないはずです。
それは、数学が嫌いだからです。
数学が嫌いだから、勉強しないということになります。
数学は苦手科目ではなく、嫌いな科目だったわけです。
苦手科目は勉強しても、成績がなかなか上がりません。
それに対して、嫌いな科目は勉強すれば成績は上がるということになります。
苦手科目だと思っていた科目は本当は嫌いな科目だったのではありませんか。
もし、そうならば、勉強すれば上がるということになります。
そう考えて、この夏休みは嫌いな科目にチャレンジしてみるとよいでしょう。