電気炊飯器を購入しようとして、家電店に行った。
炊飯器コーナーに行って驚いた。
以前、ニュースで聞いていたが、炊飯器の世界がこのようになっているとは想像していなかった。
電気炊飯器のメインは価格が10万円以上する炊飯器になっている。
そんな高価な炊飯器が「私が横綱ですよ」という感じで、わがもの顔でコーナーに座っている。
メーカー側がやはり高価な物を売りたいんだということがよく分かる。
でも、購入する人がいなければ、横綱です、なんてえばっていられない。
ニュースでも言っていたが、高価でも売れているのだろう。
炊飯器コーナーは、価格帯で3つのコーナーに分かれていた。
価格が1万円前後台、3万円前後台、8万円以上台の3つに分かれている。
3万円前後の炊飯器にしようと思って、そのあたりの物を見比べてみる。
釜が違ったり、炊き方が違ったり、といろいろ性能が書かれている。
でも、その炊飯器で炊かれたご飯が試食できるわけではないので、どの性能が自分にとって美味しいご飯になるのか分からない。
こんな画期的な方法でご飯を作るんですよ、と言われても、その画期的が実感できない。
つまり、いくら性能が分かっても、自分ではどれにしたらよいか、決められない。
音を聴いてみたり、触ってみたり、動かしてみたり、とかいうことができない。
どの炊飯器でも同じようにご飯が炊けるだろうという気がしないでもない。
結局は、決められないので、今使っているメーカーの炊飯器に決めた。
購入後、初めてご飯を炊いて、また驚いた。
ご飯がおいしい。
今までのご飯と比べると、同じお米でこんなにも違うのか、という感想を持つ。
炊飯器がこんなにも進化しているとは思ってもいなかった。
炊飯器が違うと確かに炊けたご飯はやはり違うようだ。
これならば、10万円以上の炊飯器で炊いたご飯は食べるとほっぺが簡単に落ちてしまうことになる。