『 星の道標 』 2014.9

 

 

 

 

 

物凄くいまさらですが、「星の道標」ご紹介。

 

2014年作ですね。

こちらはその年にやった初個展に向けて、

個展のメインに据えるべく作った作品です。

 

長らくブログのヘッダー画像に使用していたので

当ブログにお越しの方には馴染のある(笑)お顔だと思いますが

ちゃんと紹介していなかったという。なんという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手に持って 「切り絵だよー」 アピール。

 

 

 

 

今見るとあれもこれも気になって仕方ないですが、

矢張りこの御方は重要な…

ここが一つのターニングポイント!みたいな方です。

 

作品的にわかりやすく言うと

ここから顏が変わってます。特に眼。

 

 

今見ると未だ線が多くて、余分な事してるなぁと。

力入ってるな~という印象。

大分抜きを覚えているのですが、まだまだ。

でも今作るともっとスカスカになっちゃうので、

こういう密度はこの時にしか出ないんですよね…

 

 

ぎゅっと詰まっているとその分切っているので

もしかしたら見栄えはするのかもしれないのですが

どうも画面がうるさく見えて、違う!!となります。

 

でも密度が欲しい場面もあるし、

そこはもうバランスの問題で…。

詰めるところと抜くところ、

そのバランス感覚を磨いていきたい所存。

 

 

 

 

 

ひとりだけ、何だか違う。

ずーっとそうで、今もなんだかんだそう。

 

絵的にとか技術的に、とかではなく感覚が。

この方だけ何だか違う。

いつまで経っても越えられない。

 

 

目下!!星の道標超え!!!

を掲げてやった2015年、撃沈しました。無理だった。

 

ひもろぎはまた別なので、勘定に入れられない。

 

技術的には白百合の方が…!!だけれども

感覚として、超えられなかったなぁと思いました。

 

 

宝石のような、で漸くかなぁと。

 

 

でも結局立ち位置が違うから、

道標を超えるとかそんな問題ではない。

という事にやっと気付けた気がしている。

 

 

何の話だよー!!!

 

 

 

 

 

自分の中にきた存在を、

どうにか形にしたい!!ってもがく。

とても輝いているから、魅力的だから、

この手でどうにか見える形にしたい…!!と。

 

 

いつも、常に、難易度高過ぎる。

満足に出来たと思った次の瞬間に

こうじゃなかったかもしれない、もっと出来たのではないか

悶々とする。

 

 

そうやって切り絵に引っ張っていってもらってます。

今の自分の精一杯はこれ。

悔しいならうまくなれ!!!みたいな。

 

悔しいので、頑張ります。

 

 

 

 

 

星の道標は、そう言えばその時で

一番大きな作品でした。A3。

 

今思うと小さいんですが。

でも当時はこの大きさは初めてで、

紙回しにくい~と苦労していた気がします。

 

初めての個展をこの方を筆頭に迎えたのもあって

何はともあれ思い入れのふか~い作品です。

 

 

道標、旅人、旅路とシリーズ化してますしね!

この系統のラフも結構あります(笑)

 

 

 

 

でもそっか。2014年。…結構前だなぁ。

 

2014年は色んな事が初めての年でした。

そもそも展示参加も初めてで。

 

 

盛り沢山な1年の中で、

やっぱり一番印象に残ってる作品。

 

ここからそれなりに進んでるなって、

ふと思い返す作品でもありますね。

 

 

額装でもハプニングがあって、

ほんっと色々あった作品ですね!!!(笑)