月光蝶2


ちょうちょの続き。

上の方が月の形になっておりますよー。



私元々創作脳なので、

切り絵に関してもその辺が発揮されてしまいます。


ひとつひとつ、設定とか、物語とか。

そんなに深かったり長かったりはしないですけど、

頭の中でだけ、自分の中でだけ。

作品に小さな世界観を作ってあります。


ちょうちょは『幻想蝶図鑑』というシリーズ化してるので、

結構深く世界観とか設定とか考えてありますね。

幻想蝶が存在する世界と、

その蝶の生態設定と、物語。


こういうの考えると一層作業が楽しくなります。

表に出すかどうかは重要ではなくて、

自分の中でこの一人遊びがないと、ダメなんですよね。


例えば女性の切り絵だったら、

その女性がどんな人物かをふわふわ考えながら切ってます。


でもやっぱり一番しっかり考えてるのは、蝶だなぁ。

ひとつの『世界』を作り上げるつもりで、

色んな幻想蝶を生み出せたらいいなと、思ってます。


物語を考えると、思いもよらないデザインが浮かんだりもします。

それに、ああだからこのモチーフなのか、とか。

自分の中で意味のあるデザインになるので、

私の切り絵には、作品には。

この工程が欠かせない。


あとはモチベーションの維持にもこれは必要。


妄想ってね、楽しいですよ。

止めらんないですよ。


止めたら多分、何も作れなくなっちゃいますねー…ふへ(・´ω`・)