*感想ブログにつきネタバレあり*
どうも皆様 俄雨です!
記念すべき最初のゲーム感想です。
何にするか結構悩みどころでしたが
私の中で今 評価的に上位にあるゲームを紹介することにしました。
飽き性なのでいつ心変わりするともとれませんが
今マイブームはこのゲームです!
ゲーム名『血染めの花』
○フリーゲーム
製作者様 カンナ様
賞 自作ゲームフェス3 敢闘賞受賞
■ストーリー
夏休み半ば―――
桜達が所属するミステリー研究部は、森の奥の空木(うつぎ)邸へとやってきた。
そこは10年前、無理心中事件が起こった場所。
桜達は、10年前心中事件で亡くなった空木邸の主・空木柾が、ある特別な花を研究していたことを知る。
その花弁には毒があり、毒に犯された者は全身に赤いアザが浮かび上がり、やがて死に至る―――しかもその毒は、血液によって感染するものだった。
―――この血塗られた空木邸で、再び惨劇の幕が上がる――――
■ゲーム概要
タイトル 血染めの花
ジャンル サスペンスノベルゲーム(フルボイス)
プレイ時間 5~6時間程度
ED全9種
TRUE END1種・ANOTHER END1種・BAD END3種・DEAD END4種
動作環境
Win 98/2000/ME/XP/VISTA 32bit/VISTA 64bit/7 32bit/7 64bit
※注意!
このゲームには暴力・死亡シーンやグロテスクな表現、男性同士の同性愛的表現、軽度の性的表現が含まれておりますので、それらの事柄を嫌悪される方はプレイされないことをお勧めします。
BLゲームではないにも関わらずそういった要素が強いので、決して万人向けのゲームではございません。
どのような展開でも許してくださる心の広い方向けです。
上記のような内容を含みますのでプレイ推奨年齢を15歳以上とさせていただきます。
この物語はフィクションであり、実在の人物 及び団体・実際にあった事件とは一切関係ありません。
PV⬇︎
感想
私はこの作品の後に作者様がサイドストーリーとして製作された
国分寺柊(一番左の青髪)と国分寺楓(主人公のすぐ右の白髪)の前日譚
『ヤンホモ兄に愛されすぎて友達ができない!』
からその前作であり本編である血染めの花を知りました。
え?ええ、はいそうです。
同性愛要素がっつり入ってますね。
みなまで言わないでください。笑
えー、ゴホンッ
血染めの花の魅力は沢山ありますが
まずOPがあることで私は驚かされました。
血染めの花は前述したとおりフリーゲームです。
中にはそういった作品もあるでしょうが、
あまり見かけないと思います。
曲自体もとても素晴らしいもので中毒性があって
延々とそこだけループしてました。笑
『survivorship』という曲です!
興味のある方はぜひ聞いて見てくださいね
ゲームPV版
あ、もちろんEDもありますよ!
『distance』
ついでに言うなら後日とあるキャラにポイントを当てて
カンナ様がPVを手がけたサイドストーリの曲もあります。あ、にてないとは別です。
『TRAILBLAZER』
私が次に驚かされたのはフルボイスであるということです。
にてない、は流石にありませんでしたが
多分きちんとした声優さんが声を当てていらっしゃるのでしょう
その演技力の高さにも脱帽しました。
そしてやはり
全てを支えている魅力は
ゲームとしての完成度ですね。
細かすぎるほど表情のよくかわる立ち絵や
所々で差し込まれる絵は勿論のこと
文章の流れや、ストーリーの纏まりが本当に素晴らしかったです。
涙を流すようなシーンもあれば笑ってしまうようなシーンもあって、兎に角最後まで飽きませんでした。
ミスリードを誘う文も織り交ぜられていて
でも最後にはああ!と納得できる。そんなシナリオで、、、
特に唸ったのは同性愛に対する描写です。
同性愛のゲームは同性に恋愛感情が向くようになったかの理由づけが簡略化されがちです。
それでもやはりおもしろいものもあるし、
逆にそこが良い味を出して居るものもあるにはありますが、
このゲームはそこに行き着くまでの
理由がきちんと描かれていました。
私は腐女子として同性愛のゲームを楽しむ時と、
一般の目線からゲームを楽しむ時があります。
今回は同性愛がある、とはいえ大前提にあるのは
普通の主人公ですから、一般の目線からプレイしていました。
そんな私が成る程と思えたのはひとえに
作者様の文章力の賜物だと思います。
キャラクター達の性格や過去の描写も細かくされており
どうしてそういう行動を取るに当たったのか、や
何処までもある人間らしさが見るものを引き込むのかなあと思います。
ここまで語って来ましたが、何が言いたいかというと
兎に角こんなゲームを生み出してくださってありがとうございますということですね。
そして、読んでくださった皆様!
ありがとうございました。( ̄▽ ̄)
ここからはがっつりネタバレゾーンとなっております。やった人にしかわからない話が出てくるので注意。
ここには私の知っていることや考察、深いとおもったことを書いておきます。
・つかさ先生の神裂島事件の話は作者様の漫画になっている。
・にてない、にて柊が語った女子高生2人が行方不明という話は
作者様のpixivにて漫画が投稿されている。
・蓮ちゃんの母親は事故死している(血染めの花最新?バージョンの蓮の父によって語られる)
➡︎『ある3人の男達』にて刹那死亡時に蓮ちゃんのまた俺は!のセリフはそこからか?
とまあ、誰でもわかることを書いておきます笑