covid-19以前は毎年浦頭港や資料館を訪ねてました。今回はcovid-19禍以降
では初めて伺った。学芸員さんに高松宮日記第8巻に浦頭引揚援護局を視察さ
れた時の事が書かれていることをお話してきた。高松宮殿下が視察された時、
風が強く引揚船が上陸を見合わせていたので検疫所施設を見ただけだった。
検疫所から針尾間が約7kmを歩くには遠すぎる。しかも峠なので海上を行ける
様計画中であること、そして浦頭でもMPと日本の巡査がその間を護衛する由で
面白くないだろうと思われ、何とかならないかと投げかけられたよう…巡査が
引揚げの荷物を取ったとか言う噂さえあった様だったことや、引揚孤児の
事まで書かれていたことなど…高松宮日記の他にも東佐賀病院での不法妊娠
の処置や性病治療についても話して来ました。
今後も浦頭引揚記念資料館を訪ねたいと思う。