認知症の人を介護している家族の気持ち | 終活行政書士 合原千尋の絵日記in鹿児島

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認知症等見守りメイトの研修会に参加しました。

認知症の人を介護している人の気持ちを
理解することは、
認知症等見守りメイトだけでなく、
大勢に知っていただきたいので書きます。

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認知症の人を介護している家族の気持ち

第1ステップ とまどい・否定
異常な言動に戸惑い、否定しようとする。
他の家族にすら打ちあけられずに悩む。

第2ステップ 混乱・怒り・拒絶
認知症への理解の不十分さから
対応の仕方が分からず、混乱し、
些細なことに腹を立てたり叱ったりする。

精神的、身体的に疲労困憊、
拒絶感・絶望感に浸りやすいもっとも辛い時期。

第3ステップ 割り切り
怒ったり、イライラしても何もメリットは
ないと思い始め、割り切るようになる時期。

症状は同じでも介護者にとって
「問題」としては軽くなる。

第4ステップ 受容
認知症に対する理解が深まって、
認知症の人の心理を介護者自身が
考えなくてもわかるまでになる。

認知症である家族のあるがままを
受け入れられるようになる時期。


鹿児島市発行
『認知症あんしん相談ガイドブック』より

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第2ステップの方には、
正論を振りかざしてもダメ。
ただただ共感するしかない。

「どうして私だけがこんなめにあうんだ!」
と精神的、身体的に最もつらい時期だから。

同じ立場の人と話したい。
認知症に関する情報が知りたい。
そんな思いをもっていらっしゃる
認知症の人を介護している方の相談所が
あります。

鹿児島県認知症コールセンター
(認知症の人と家族の会鹿児島県支部)
火・水・金曜日の10時~16時
☎099-257-3887


認知症になっても、

人間としての尊厳はずっと残ります。

絶対に忘れてはならない人権。

認知症についての研修会でしたが、
人権についても学び続けていくことは
大切だと思った時間でした。


それでは皆様、Have a nice day(*^ー^)ノ
鹿児島の終活行政書士 合原千尋でした。

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