自分で自分をあきらめなければ、人生に「負け」はない。

by 斎藤茂太

 

人が幸せを感じることは、その時々にとって違います。

 

朝おいしいごはんを食べられて幸せになる人もいれば、

好きな人から告白されて幸せになる人もいる。

 

幸せの感じ方は、その時の状態で変わる。

 

人生を勝ち負けで考えるときも、この幸せの考え方と似ていると思います。

 

人生勝ち組の定義は特にないし、目指しているところも人によって違う。

上には上のレベルがあるし、下には下のレベルがある。

 

 この名言で大切な事は、人生の「勝ち」に到達したい場合、

生きていれば可能性があるということ。

 

何か夢を目指して達成できなかった場合でも、

その時にまた別の夢を見つけてそこに一生懸命になれるか。

 

そこで大きく成功すれば、人生の見え方は大きく変わるでしょう。

 

「今でしょ」で大人気になった林修先生がいい例かと思います。

世間から見れば塾講師としての活躍のみに限らず

テレビでも大変人気があったため、

はたからみれば文句のない成功者ではないでしょうか。

 

しかし、彼自身競馬であったり、会社経営であったり、投資であったり、様々なことに失敗した結果、

塾講師という東大出身であった彼からすれば選ぶのを避けていた道に進みました。

 

その結果今のような状況になったわけであって、

塾での仕事を始めた当時は成功このようなことになるとは

夢にも思っていなかったと思います。

 

人生あきらめなければどこまで歩みを進められるかは

誰もわからない。

 

あきらなめなければ、「負け」はないのです。