―――――ああ、寒い。本日は晴れましたが、晴れると放射冷却よね、って冬かい。
さて、先日彼岸花も終わりに近いちゅーのに彼岸花柄の手ぬぐいを注文しましてね。
記事にした当日の夕方に届いたのです。
で、まだギリギリ彼岸花は咲いている。そりゃあちこち日焼けして白っぽくなってたり枯れてたりもするけど
そもそも貼り付け帯にする予定なのです。貼り付け帯は文字通り『裁ほう上手』で土台になる帯に貼り付けるだけなので30分くらいあれば完成してしまうのです。
なので、来年に持ち越してもよかったんだが、まだギリギリ咲いていることを考えたら諦めたらイカン。
さっさと貼り付け帯にしてしまいましたとさ。
これがその、届いた彼岸花手ぬぐい。浅草の『染めの安坊』さんのもの。1枚1350円。
結構彼岸花柄は絵手ぬぐい風味で柄が大きいものが多いんですが、大きい柄は自分で描いた手持ちの彼岸花帯と印象が大して変わらないので(笑)、このような柄が小さめ、半衿にも使えそうなタイプを選んでみました。
ちなみに赤ボーダーの組み合わせの方は半衿要員として購入しております。
3つに折り畳んで半衿にするとこうなります。
―――――――これ、半衿にしてもらうために作ったんじゃあるまいな?ってくらい見事に半衿です(笑)
某ショップさんの彼岸花の刺繍半衿を毎年きものサローネで拝見しては、お値段で躊躇していたんですが、この手ぬぐいですとその刺繍半衿と印象があまり変わらない上、お安いのです。
私は彼岸花の半衿はこれでいいです(笑)
ちなみに半衿なので見える部分が少なく、彼岸花の季節が終わっても引き続き菊の季節に『糸菊』と言い張って使えます(笑)
そしてボーダーを表にするとこうなります。
……ええ、半衿にしてもらう為に作ってあると断言しますわ(笑)
で、作った帯はこちら。
手先部分は生地が足りなかったので、そのまんま喪帯の黒。
やっぱりこの手ぬぐいは帯向きの洒落たデザインだと思います。
――――――そしてギリギリ今年の彼岸花コーデは間に合ったのでした。
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