―――――――…とうとう変なタイトルが…シリーズ化するつもりか?(笑)

さて、先日我が家に突如として現れた13年前の古いスチームクリーナーにて、正絹のしかもアンティークのシワ伸ばしにチャレンジするという蛮行どころか凶行を強行したところ、予想外に結構綺麗にシワが伸びた、というオチでしたが。

『正絹でこれだけシワが伸びるなら、濡れてもOKな綿着物とかには更に有効なんじゃね?』と思ったわけです。

そう、濡れてもOKなので大失敗で取り返しつかない、ってことにはならない。

てな訳で、とりあえずそこら辺に洗って放置してあった、アイロン待ちの半衿をば。

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綿のハンカチをぶった切って作った半衿。洗ったままアイロンかけてないのでこのような状態。

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こちらは綿生地の端切れの半衿。裏側の方がシワがわかりやすいので裏から撮っております。

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スチームクリーナー、凄い勢いで噴射されるので画像ブレております…

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で、噴射後。…多少はシワは減ったが、『自然な凹凸感』という感じのものが残ります。

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こちらも同じく。というかこちらはうっすらシワ、残っております…

――――――素直にアイロンかけした方がびしっと綺麗にシワ、伸びますわな(笑)

それから今度は着物。

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さて、これらのシワにスチームをぶっかけてやりましょう。

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水洗いできる着物にこの凶行はチャレンジする方も心安らかです(笑

んが、予想外な問題発生。

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この着物、元々毛羽立ってるようなくたくたの素材感なわけですが、その毛羽立ってる感じの表面がスチームを弾くのか表面で結露。

…そう、綿は吸水性はいいですが、正絹の方が吸湿性も放湿性も優れており、瞬間的にスチームに馴染みやすいのは正絹の方だったんですね。

んで、タオルで結露部分を拭いて、シワ伸ばしの結果がこちら。

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―――――――そりゃ少しはシワは薄くはなってますが、きっちり残っております…

綿ものは、普通のアイロンでがっつり綺麗にシワ伸ばしが出来るだけに、この程度じゃシワ伸ばしが出来たとはいえません。

…正絹が予想外にシワが伸びたのに対し、綿ものは予想外にシワが伸びませんでしたわ汗


てな訳で、綿ものは遠慮なく普通のアイロンでしっかりシワ伸ばし、がお勧めです(笑)

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