AC(アダルトチルドレン)ですか?⑦ | 神経質逍遥(神経質礼賛ブログ)

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何のとりえもない平凡で臆病者の神経質者が語る森田的生き方ブログです。

自ら生きることを放棄してしまった人・・・つまり、自分から自分の可能性を捨ててしまった人にとっては、変化することが無いので、ある意味楽なのかもしれません。

しかし、それは本人にとって地獄の責め苦にも等しい苦しみです。

もしあなたが、『自分はこれしかできないんだ』と本気で思っていたら、それはとても悲しいことですよね。

 

         画像 ビアの教室com  自分を客観視する能力

 

どんなにひどい過去であっても、どんなにひどい親であっても、その事実は変えられません。だからと言って、どうにもならないものであるともいえないのです。

その対処法として、善悪は別として、親を捨てても良いし、親を激しく責め立てても良いでしょう。しかしそれだけではありません。もう一つの選択肢があるのです。

 

それは、変えられない事実である過去を、一度受け入れてみることなんです。これから自分の人生を自分で切り開いていくために、過去を一度とらえ直さなければならないんです。

言い換えれば『自分が変わる』事です。いろんな方法があるでしょう。私の一番のおすすめは、『自分を客観視する』ことです。

 

  画像 amebaブログ 女性のホンネ川柳 自分を変えることでしか・・

 

客観視することが出来れば、過去にくぎ付けになっていた視野が、少しは広くなるはずです。出来れば今の自分の状態を自分で「生中継」するのも良いでしょう。今まで自分の内側ばかりを見つめる癖が、もう一人の自分によって打ち砕かれるかもしれません。「生中継」の際は出来る限り感情は入れず中立的に、淡々とありのままを「中継」することです。

 

このような客観視する習慣をつけて行けば、少しずつですが『自分を変えて行ける』かもしれません。もう一度言います。過去を自分のものとして受け止めたうえで、自分を客観視しながら、これからどう生きていくのかに意識を集中していくのです。

意識が外向するにつれ、新しい出会いが生まれたり、新しい見方が出来るようになります。ますます「変われる」チャンスが増えていくのです。

親は変えられませんが、未来は変えられるのです。

 

参考・・・「ウツな気持ちを解きほぐす勇気づけ」、「くよくよするなと言われてもくよくよしてしまうあなたに」