BBRさんにお誘い頂いたので、来日中のオリヴィエ・バーンスタインさんのランチセミナーに参加しました。
透きとおった青い瞳が印象的な気さくなオリヴィエ・バーンスタインさん。
マイクロネゴシアンと呼ばれますが、所有する畑も借りてる畑も全て自分達の手で栽培。
畑の所有者には、いっさい触らせない契約だとか。
醸造学校を首席で卒業。
2007年がファーストヴィンテージ。
シャンボール・ミュジニー・プルミエクリュ・ラヴロット 2013年と2014年
シャルム・シャンベルタン 2013年と2014年
クロ・ド・ヴージョ 2013年と2014年
若いワインはデキャンターすることを躊躇しないで欲しいとの言葉があり、全てデキャンターへ。
2013年は、優しい果実とクリーミーさ。赤果実と黄果実。
50%が全房発酵。
どれも、開けたてから美味しく飲めました。
もちろん本領発揮はもっと熟成してからでしょうけど、
グランクリュ2種も固くなく、優しい味わいが心地よい。
2014年は、透明感のある赤果実に、鉄っぽさなどの要素。
このヴィンテージは80%が全房発酵とのことで、開けたては緑の要素も感じるつくり。
こちらは伸びやかなしっかりした酸があり、甘酸っぱい果実。
後半は、2013年のやわらかさと対照的に、2014年の凛とした果実と酸が皆さんから好評でした。
ヴィンテージの違い、畑の違いが明確にわかるセレクトで楽しいランチセミナー。
この10年間でブドウの購入価格は3割増
各評論家からの評価がかなり高い
愛好家がまだまだ増加中
ということなどがあり、価格はヴィンテージごとに上昇中(^^;
けれども、プリムール販売は好調とのことなので
まだまだ勢いはとどまることがないでしょうね。
そして、2016年の収穫量の少なさを考えると
ブルゴーニュワインの価格は更なる高みへ!?(ちょっと聞いたけど、書くのも怖い。)
ヴィンテージごとに造りが変化してきているオリヴィエ・バーンスタインさんのワイン。
新ヴィンテージごとに過去最高との評価。
若いし、まだまだ良くなっていくんでしょうね。
会場はモード・ディ・ポンテベッキオさん。
ごちそうさまでした(^^)