ご報告⑦ 5月31日 いざ分娩室へ | 父親までの距離(ディスタンス)

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はいそうです。待機室にいたのもたったの一時間でした。


6時15分、

陣痛の間隔も短くなり、痛みも強くなってきて、子宮口が10cm大に広がったので、

ここで助産師さんから『分娩室にうつりましょう』と。


自力で歩いて分娩室に向かう嫁を見送り、

僕は、

『そこに椅子を持ってきて座っていて待っていて下さい。』

『はい・・・。』と

朝早くてさっきまで遠慮していたけど、6時も過ぎたしさすがに親に伝えなきゃと思って、

カーテン越しで頑張る嫁に向かって、電話しにこの場から離れることを伝えてから電話しに行きました。


そして戻ってきて、素直にいわれたところで座って待つことにしました。


何かしていないとやっぱり落ち着かないので、

とりあえずこれまでの経緯をメモしておこうと思って書き始めました。

それもすぐに終わってしまって、また落ち着かなくなりました。

そうです。この日からの為に用意していたビデオカメラとデジタル一眼レフカメラを家に忘れていることに気付いたのです。さすがに家が近いとはいえ、この場を離れる訳にはいかないし・・・。

とりあえずはカバンに入れていたコンパクトデジカメを出して、今日はこれで勝負するしかないかぁ・・・と。


まあそんなに早く生まれるわけじゃないので、とりあえずカーテンの下の隙間から床を反射してなんとなく見える分娩室を撮ったりして待つことにしました。


それでもやっぱり取りに帰った方がいいかどうか葛藤し続けていました。


嫁の力に何にもなれなくて、写真とか撮って思い出を残すこととか一緒にいることしかできないのに。


今、分娩室に入って横にいてあげることもできてない。


何もすることができない。


本当に祈ることしかできなったです。



つづく