みなさん、初めまして!Mixible(ミクシブル)のファゴット荒木翔也です。
今回は私達の主軸となる編成の木管五重奏についてご紹介しようと思います!
木管五重奏は
フルート・オーボエ・クラリネット
ホルン・ファゴット
の5つの楽器で編成される室内楽です。
その歴史は古く、19世紀ごろから続く歴史ある編成となっています。
管楽器に詳しい方なら疑問に思ったことでしょう、なぜ“木管”五重奏に“金管”楽器であるホルンが入っているのでしょうか?
木管五重奏は英語に翻訳するとwind quintetとなります。wind(管楽器)のquintet(五重奏)という訳です。つまり直訳すると管楽五重奏となります。
管楽器の五重奏なのでホルンが入っていても全く自然というわけですね。
木管が主軸の編成なので日本においては木管五重奏と呼ばれる事が多いです。ややこしいですね笑
さて、そんな木管五重奏ですが
何と言っても1番の魅力は音色の多彩さにあるのではないでしょうか?
その他の室内楽の編成で
メジャーなものを挙げると
・弦楽五重奏
・金管五重奏
・サキソフォン四重奏
などが有名ですね。
これらは音域は違っても同じような仕組みの楽器(いわゆる同属楽器)にて構成されており音色の統一された美しい音色が非常に魅力的です。
対して木管五重奏はシングルリード・ダブルリード・フリーリード挙句金管楽器までいます笑
まさにwind quintetですね。
同属楽器をほぼ使わないことによってクラリネットの優しい音色、オーボエの懐かしい音色など様々な音色をまるでオーケストラのように使うことができる。
これこそ木管五重奏の最大の魅力だと思います。