中型一種8トン限定解除への道その1 | ワイドビュー伊藤の ~曖昧模糊~

中型一種8トン限定解除への道その1

旧普通免許=中型免許(8トン限定)を持っていますが、
この「中型車は中型車(8t)に限る」という表記が何か嫌。


それだけの理由なのですが、中型一種8トン限定解除に
挑むことにしました。もちろん教習所ではなく一発試験。


私が受験する埼玉県警察運転免許センターの場合だと、
1回3,000円(申請手数料:1,450円、車両使用料:1,550円)
なので、10回以内(3万円以内)で合格することが目標です。



さて、鴻巣免許センターに到着したら、まずは受付です。
案内所で免許証を提示して限定解除の申請書を受け取り、
氏名等を記入してから、証紙を買って貼り付けたら完了。


技能試験の受付窓口に提出したら、深視力の検査でした。

深視力検査とは、物を立体的に見る力や遠近感が正常に
備わっているかを調べる検査で、見える3本の棒のうち
真ん中の1本が前後に動き、3本の棒が一列に並んだら
スイッチを押すというもの。これが意外とわかりにくい。
1回の検査で誤差が前後2cm以内であれば合格とのこと。


自分は一発でクリアしたものの、これが苦手という人も
結構いるようで、練習用の動画なども出回っていますね。



肝心の技能試験項目は、後方感覚、路端停止、クランク、
S字カーブ、方向変換、隘路という順番だということ。



ここまで来ちゃってるんですが、そもそもトラックなど
一度も運転したことないし、マニュアルの普通車だって

10年以上は運転したことないので、発進できるかが不明。


受験の順番は2番目だったので、最初の人の試験に同乗。
この時点で、ギアのセカンドがどっち側に付いてるとか、
試験で乗るトラックの構造をしっかりと確認してました。
この人は惜しくて隘路の所で終了。初受験の私にとって
かなり運転の参考になりました。2番目で良かったです。



いざ自分の番。トラックは車高が高いから乗るのも大変。
安全確認してから乗り込んで、出発の準備を実施します。
たぶんここまでの動作は完ぺきだったと思うんですよね。



そして発進。クラッチを踏み込んでギアをセカンドに…


「ピーッ、ピーッ、ピーッ……」


セカンドの横にあるバックにギアが入っちゃいました。

ウィンカーとワイパー間違えるのと同じくらい焦った!!
何回もやらかすのですが、セカンドに入れるのが難しい。


気を取り直し、きっとセカンドに入ったと思われる状態で
クラッチをゆっくりつないで、同時にアクセルを踏んで…

「ウァーン」

アクセルを踏み込み過ぎて、空吹かし状態になったぞ!

試験官に「焦らないで操作してください」と言われるし。


もう一度気を取り直して、冷静に発進。……動いた!

慣らし走行で、セカンドからサードへのギアチェンジは
難なくこなし、そうこうしているうちに後方感覚の課題。


指示された所に停止させ、バックで目標物に近づけます。
目標物(ポール)まで50cm以内に停めればOKというもの。

ゆっくり、ゆっくり、バックさせ、ここだっ!と思った所で、
停止の手配を取り、「お願いします」と申告したところ、


「今、当たったの気付かなかった?」


という試験官からのお言葉。全く気づきませんでしたよ。

これにて本日の試験終了。


降りて確認させてもらったところ、確かに当たってます。
ほんのちょっとだけ、コツンと当たっちゃってましたよ。


まさか、最初の課題で敗退するとは。
次回は後方感覚はクリアして次の課題まで行くぞ!



中型一種8トン限定解除は、長い道のりになりそうです。