『おせぇよせかい!!あんま待ってないけどグッド!』なんとも元気の出ない、今からでも帰ってやろうかと思わせるような暖かい、いや、でかいショウヤに迎えられ、言われるがままマクドナルドの階段を上がると、やはりバカみたいな顔したシンゴとゴリラみたいな人間・・・いや、人間みたいなゴリラのモリが待っていた。




いつものように雑談をする僕等、いつものように穏やかに得意げ・・・穏やかに得意げ??


ふと目を遣ると、向こうに明らかヤンキーだと思われるタンクトップの二人組がいた。彼等のことはヤンキースと呼ぶことにしよう得意げ・・・まぁ、そんなことはどうでもいいのだ( ̄▽ ̄;)


するとそれを見た身長2メートル近くで、30手前の様な顔したショウヤが『俺、タンクトップ着た調子込み嫌いなんだよねシラー』と言った。もちろん悪気は無く、ヤンキースに聞こえるように言ったわけではないのだが、なんか嫌な予感がした。そして僕はタンクトップを着ていたシラー



マックを出て、帰ろうとするとヤンキースはまだ外で待っていた。かなり睨んできたので、『なんか言いたいことあんの??』と言うと、ポケットからチェーンを取り出し、『これでぶん殴られたくなかったらさっきなんて言ったか言えコラプンプン』と言ってきた。


僕は叩かれたくなかった。痛いのは絶対にいやだったのだ。しかし『タンクトップが・・・』なんて言えるはずがないガーン なんせ僕もタンクトップだったのですからしょぼんパー




このディレンマに僕は困り果て、ちょっと赤面して『あのデカイのに聞いてガーン』と言った。


そしたらショウヤはヤンキースの態度に腹が立ち、とうとうキレてしまった。

あの時ヤンキースがビビってショウヤに敬語になったなんてことは口が裂けても言えません。だってかわいそうだもん。優しいでしょ得意げ??



俺らがショウヤをなだめ、ショウヤとモリを帰らせた後、シンゴと一緒に帰っていると、うん、うかつだったガーン またマックの前通っちゃって、うん、やはり絡まれたガーン


かなり怒ったヤンキースは、『族呼んだからな!!覚悟しとけよ!!』と、しきりに繰り返していた。

僕は悪くない自信があり、ここは話して解決しようと思っていると、『ブロンブロンブロンブロン!!!!!!!!!!』いや、『ブンブンブンブンブンブン!!』いや、『ぶぶぶぶぶぶ、ぷ、ぶぶ、ぶぶ・・・』という耳に優しい音で、原付きにまたがった“族”が現れた。









!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?


きみの、おと う さん??

家族が現れた。


それで“族”ねーにひひなるほど上手い!!! 座布団一枚!!!

ってなるかバカヤロウパービシッ


一瞬でも心構えしてしまった自分が情けないシラー



世も末だなと思ったシラー



初夏の夜の物語