星野監督が逝去された。

選手達よりもベンチにいるコーチ、監督達の方が馴染み深くなった昨今、ポジションは違えど現役時代と変わらぬ闘志で采配を振るっていた姿を思い出す。

原監督が無念の辞任をした時の抱き合いながら耳元で囁く優しい星野監督。
相手チームの野次に激怒してベンチから突進して行く、選手たちよりも闘志の塊だった監督。

現役時代よりも監督になってからの方が私の記憶に多い。

同じ時代を生き、沢山の勇気と思い出を頂いたことを感謝して、ご冥福をお祈りいたします。

星野仙一さんは確実にこれから先の時代にも名を残し、人々の記憶に焼き付けられて行く事は間違いない。

永六輔さんが言った「人は二度死ぬ。一度目は肉体の死。二度目は人々の記憶から消えた時。」
星野仙一さんはこれからも人々の記憶の中で生き続けることでしょう。

また一人、この世から旅立たれて、自分の年齢を感じる。
知り合いやテレビで見ていた人達が周りから居なくなる寂しさがわかる年頃になったんだと…

             合掌