●かへりて=反対に。あべこべに。現代語の「かえって」。
・つひにかくなりはべりぬれば、カエリテは、つらくなむ、かしこき御心ざしを思ひたまへはべる(とうとうこんなことになって娘の桐壺の更衣が死んでしまいましたので、アベコベニ、恨めしいことだと、みかどのご寵愛をお思いもうしあげますよ)
●かまふ=用意する。準備する。
・綱をカマヘて、鳥の子うまむ間に綱をつりあげさせて(太くてじょうぶなロープをヨウイシて、鳥が卵をうんでいるあいだに、家来にロープをつり上げさせて)
●からうた=漢詩
・カラウタ声あげて言ひけり(カンシを声を大きく高くして口ずさんだ)
●からし=つらい。
・カラキ恋をもあれはするかも(ツライ恋をも私はすることだなあ)
●(人の)がり=(人の)ところに。(人の)元に。
・さしたる事もなくて、ヒトノガリ行くは、よからぬことなり(たいした用事もなくて、ヒトノトコロに行くのは、よくないことだ)