人の皮膚から万能細胞！？

確かにすごい技術なんだけど…

GyaO ニュース＆ビジネス

人の皮膚細胞から、いろいろな細胞に変化する万能細胞（iPS細胞）を作る事に、京都大学の山中伸弥教授らの研究チームや、アメリカの研究チームが成功したと報道があった。

京都大学の成果は、アメリカの科学誌「セル」電子版に、アメリカのウィスコンシン大チームの成果は「サイエンス」誌に20日掲載された。

万能細胞の研究というと、人の受精卵を壊して作るES細胞だったが、倫理的な問題からアメリカでは、ブッシュ大統領が拒否権の行使を行なった事も。

しかし、受精卵を使わないこの研究が成功した事で、移植医療に希望の光がさした。
他人の臓器を移植する場合は、”拒絶反応”が問題になるが、自分の細胞から作り出された臓器はそれが無い。
移植後、免疫抑制剤を飲み続けなければならなかった患者の負担も無くなる。

いい事ずくめに見えるけど…。

大抵病気は、突然やってくる。ヽ(;´Д｀)ノ
（症状が無いだけで、少しずつ進行しているんだろうけどね）

慢性的な症状の人は、臓器を作る時間が取れるけど、急な場合は、代替の「人工臓器」が重要になる。
人工心臓などの人工臓器に替えたあと、自分の臓器が出来るまで待ってから、移植に。
（とっても負担が大きいです）(´□｀｡)

タイムロスをなくしたいのなら、前もって作っておくしかない。
そこで思い出されるのが、映画「アイランド（ISLAND）」。
（何ヶ月か前に、Gyaoで配信されてました）

自分のクローンを作っておき、病気になったときそのクローンから、”必要な臓器を取り出して”移植するというお話。
（本当は、いろいろあるんだけど、かなりハショッテます）

大体、どの臓器が悪くなるかなんて、わからないのが当たり前。
クローンを作っておく発想は、とっても合理的なんだけど…。
（でも、それこそ、倫理的に問題だよ…）

腎臓病とか心臓病で、移植を待ってる人には朗報だけど、法律や周りの環境作りが大変そう。
（違法ブローカー、粗悪急造臓器、バイオニック…妄想爆発！！）(*´Д｀)=з

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