ふたつの人生見本 | make life sing

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実母は、人の為に尽くしたり、耐えたり、そんなことはしない。



あるのは、自我のみ。劣等感もない。



勢いにまかせ、がむしゃらに倒れるまで頑張る。







それに比べると、一歳しか違わない、同じ時代を生きた姑は、正反対だ。



耐える、辛抱する、目標に向かい計画を立て頑張る。



計画は、作戦だったり、策略だったりする。理知的、策士。



あるのは、プライドと、優越感。高く承認されること。



自分の思い描く水準をキープできないことへの恐怖感。







社会的な人物像として見ると、姑の方が秀でていると、わたしは感じる。



二人とも、ずっぽり戦中派で、学生時代、青春は戦争一色。



学業よりも、国への奉仕。



戦後まもなく結婚しているので、職業として自立するための高等専門教育を受けることなく(教養や生活実践にとどまる程度の学業と思われるが)自立した職を持たず、配偶者や家長の収入で生活していた。







だが、夫の職業が違う分、妻の社会的な立場が微妙に違っている。



雇用されている人を夫に持つか、雇用している人を夫に持つか、で、社会での関わり方が違ってくる。



そこらあたりは、大きい。







夫たちが現役の時と、未亡人になり超高齢者になった今でも、過去の経歴は影響がある。







個性、性格、考え方、経済、など、それぞれ別個である。



長い目で見たり、距離を置いて見たり、見方によって、評価、感想は違ってくる。







どちらが良い悪いではなく、わたしより28年先行く、わたしの、わかりやすい人生見本になっているyou beauty 美容中心好唔好







ただし、あくまでも見本。手本ではない。