こんにちは。



元乳児院保育士/チャイルドセラピスト
中村さやかです。



ゴールデンウィークに突入しましたね。
みなさんはどんなゴールデンウィークを
お過ごしですか?



私は初日に
夫の両親が横浜港発着の船旅から帰ってきたので
家族で葉山〜鎌倉にお出かけしました。



お気に入りのパン屋さんでブランチしたら

久しぶりにツバメの巣を発見!ひとつの建物に
3つも巣がありました!


あとは
下の子のスポーツチームの
試合の同行です。


朝早くから夜までなので

身体はクタクタですが
試合を重ねる度に上達していく
子どもの姿に励まされています。

この日は小田原まで遠征
体育館から富士山がくっきり見えました。

メルマガの内容をお届けします。


メルマガのタイトルについて


メルマガのタイトルを考えた時
「親子の本当の気持ちを繋げる」に
したいと思いました。


この「親子」とは



目の前にいる
親と子という意味だけではなくて



自分の心の中の
大人心と子ども心(理性と感情)



過去の親の思いと
子どもの頃の自分の思いを


「今の自分と」
繋げるという意味を込めてつけました。



メルマガを
書きたいと思ったのは
私自身が
誰よりも感情を感じることが
苦手で



自分が今どう感じているかよりも
他人からどう思われているかばかり
気にして


自分の本音を後回しにして
抑圧してきたからなんです。


自分の本音を抑圧していると
人の本当の気持ちも見えませんし


抑え込むと
理解する気持ちも抑えてしまうから
いつまでも自分を
好きにもなれませんでした。


私を苦しめたマイルール


例えば
「怒ってはいけない」
「泣くな」
「人を嫌いになってはダメ」
「優しくしないといけない」



このルールを普通だと思っていると
そうできない時に混乱してしまい


自分はダメなんだと
責めてしまいがちでした。


人に嫌なことをされたのに
「怒ってはいけない」なんて
辛いですよね。



嫌いな人をあの人も
いいところがあるんだから
受け入れなさい。
感謝しなさい。とか


あり得ないですよね。
そんなの絶対無理。
嫌いなものは嫌いだもの。



どんなに好きな人だって
好きなところと嫌いなところと
両方ともありますし。




泣きたい時に
「泣くんじゃない!」って
言われたら
(雰囲気醸し出されたりしたら)

泣く自分の方がダメなのか?って
泣くことさえ諦めてしまったり
して。


そうやって、「こんな自分はダメ」と
心の中に漬け物石で長年漬け込んで



いっぱいになってしまった時に
子育ての困りごととして
外に現れてしまいました。



怒りをダメなものと思ってきた


長い間、
私は「怒りはダメなもの」だと
思ってきました。


すぐに怒りを露わにする人を
「感情のコントロールが効かない幼い人」
って感じていたんです。


だから「私はそうならない。」と
自分の中で勝手にルールを決めて


本当は嫌なのに「いいよ」って言ったり
本当は怒っているのに「涼しい顔」で
「怒ってないフリ」したりして
完全に自分がお留守でした。



そんな状態だったので
子どもの喧嘩や
おもちゃの貸し借りで



子どもたちが「貸さない」って言ったり
「ダメーー」って
おもちゃを全部独り占めする様子や
取られそうになると手が出る様子や


何も言わない(ように見える)お母さんに
ものすごくザワザワしてました。
「ちゃんとしつけしてよ!!」って。


何も言わないのではないかもしれない。
何か理由があるかもしれない。
そんな考えが1ミリも思い浮かばなかった。



感情を露わにする人の良いところって
自分に素直なんですよね。


子どものやることを何も言わないでいた
お母さんが落ち着いているのが
余裕があるようにも見えてしまって


自分に素直で居られる人が
余裕がある人が
本当は羨ましかった。


私の本音は、
「いいよね、あなたは素直に出しててさ。
私は諦めたのに!」
「いいよね、あなたは落ち着いて行動できて
私は余裕ないのに!」


こう思う自分をずっと
認めてあげられなかったんです。


勝手に諦めて、勝手に嫉妬して
全く何をしたかったんだろうなと
今では思いますが。



自分が認めないから、子どもにも許せない



私の子育てには
暗黒時代があったのですが


暗黒時代のひとつ
上の子の赤ちゃんがえりに
手こずったのは



私が諦めてきたことを
「なんであなたは素直にできるの?!」
という嫉妬だったんです。


親なのに嫉妬って恥ずかしいと思います。
だから人のせいにして隠したかった。



「素直に自分を表現したい」



これが私が子育ての困りごとから
受け取る「プレゼント」だったことを
ずっと後になって知りました。



素直に表現するには


とはいえ、もう大人なので

子どものような振る舞いは
社会的にもドン引きされますね(汗)


だからひたすら
ノートに書き殴ってみたり


ブログの下書きに書き殴って
自分の本音を見つける
練習をしていきました。
(10年前からアメブロとnoteを書いています)



私が教えてもらって、
本音が出しやすくなった
やり方は

「ヤクザ言葉」です(笑)



テメーこのやろう!
ふざけんな!
ボコるぞ!
何様だと思ってるんだ!
(お下品ですね…)


こうやって怒りをわざと煽って
感情を捕まえています。


その後、ふざけんな!!!と
プンプンしながら掃除機かけたり
雑草抜いたり土いじりしたりして



怒りをどうにかしようせずに
怒りマークの私も心の中に
居場所を作りながら
生活をする練習をしてみました。



うまくいかない時もあるけど
「居場所を作る」という目標だけは
忘れずにいようと決めて。



自分がわかってあげたら
人に感情を撒き散らさずに済むので
本当の意味で涼しく居られるんですよ。


そして、
子どもや家族が感情を出していたら

「そういう時だってあるよね」と
優しくなれました。

「自分の気持ちの変化」
これはすごく嬉しかったです。



子どもが感情を出している時
あれこれ捏ねくり回したら
心に溜まっていき

溜まった分だけ
大きく出さざるを得なくなります。


大きく出すって、周りだけではなく
本人も相当辛いんですよ。



誰か自分の気持ちを
「わかってくれる人いないかな」って
周りに探そうとすると 


「わかってもらえない」が増えて
余計に苦しいんです。


他人は、親でさえ
完璧に自分の気持ちを理解するなんて
あり得ないですから。


ですから、子どもの頃から
自分の気持ちとの付き合い方を
知っているって
社会に出て、自分を表現して
いく上でも大切なことなんです。



私にとって
「素直に自分を表現したい」というのは

自分に対して「受け止めてよ。」
「感じることを許可してよ」
のサインだったんだなと思いました。




子どもたちには、
どんな自分も嫌わずに
生きてほしい。
と思っています。



嫌いな自分も間違えなく
自分の一部ですし、
自分嫌いって思いながら
生きることほど
辛いことはないですよね。



「親」と「子ども」の心が
繋がっていることは
地に足をつけてくれます。



お母さんの幸せと
お子さんの幸せを
心より願いながら


これからもチャイルドセラピストを
死ぬ瞬間まで
続けていきたいと思っています。



子どもってとても面白いし
新たな気づきをくれる存在です。


子育てはお母さんを豊かにしてくれます。


一緒に「幸せな親子」
「幸せなお母さん」に
なっていきましょう♪




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