こんにちは。

 

元乳児院保育士/チャイルドセラピスト

中村さやかです。

 

 

気がつけばもう4月の半ばですね。

庭の草花たちが一斉に芽吹いてきて

庭仕事が楽しくなりました。

 

 

 

今年は祖母から譲り受けたサツキが

花を咲かせてくれそうです。

 

 



 

新生活は不安を癒す癒すチャンス

 

 
 
新生活は新たな気持ちで頑張るぞ!と思う一方で
不安も出てきますよね。
 
今日は不安が生まれる原因とお子さんやお母さんの心に
どう寄り添っていくかについてお届けします。
 
 
保育園や幼稚園の保育補助に入ると
園の門を見た途端に
 
お母さんの脚や門の柱にしがみついて
泣きわめくお子さんや
おこさんと離れることに涙するお母さん
 
緊張で体調を崩してしまうお子さん
 
 
お子さんを預けることに
罪悪感を抱いたりするお母さんを
よく見かけました。
 
 
新生活の不安は
生まれた時にお母さんから
離れた体験が元になっています。
 
 
と聞いても
あまりピンとこないですよね。
 
 
少しだけ目を瞑って
想像してみてほしいのです。
 
 
赤ちゃんが子宮の中にいる時は
臍のを緒で栄養も酸素ももらえました。
 
 
自分しかいないし寝たいときに寝られる
何もしなくても生きられる
ストレスがない。
これが生まれるまでの
あたりまえの世界でした。
 
             
その環境を出産によって抜け出して
新しい環境に先も読めない状況で出発する。
 
 
 
人生の節目って
常にこの繰り返しではありませんか?
 
 
その時に出産で感じた感情が
出てきやすいのですね。
 
もしかしたら
出産の際にやっぱり子宮へ戻りたいと
思ったかもしれません。
 
 
怖い!と
感じたかもしれません。
ほかの感情も
感じていたかもしれません。
 
 
これが不安の正体なんですね。
先へ進もうとする時に出てきます。
 
 
大人は先の見通しがつくので
不安に飲み込まれてしまうことは
少ないのですが
 
 
お子さんは初めてのことばかりなので
不安が出やすいのですね。
 
 
 
心が弱いからでも
お母さんが甘やかし過ぎたからでも
厳しくし過ぎたからでもありません。
 
 
 
不安との付き合い方や
乗り越え方を知らないだけなのですね。
 
 
乗り越え方を知らずに
自分はダメだと責めて
 
鬱になってしまったり
不登校になって辛い思いをされる
お母さんやお子さんに出会ってきました。
 
 
ですので、
不安との付き合い方や乗り越え方を
身に付けられるといいなと
考えています。
 
 

 

不安が出てきたら

 

お子さんに不安感が出てきたら
 
○いつもよりゆったり過ごす
     ○新生活の様子を根掘り葉掘り聞かない
     ○お母さんの心配や不安を押し付けない

        ○泣きたいときは泣き止むまで泣かせてあげる

   ○登園登校できない日もあっていい

 
を意識してみてくださいね。
 
 
お子さんも新生活になじもうと一生懸命です。
 
 
お母さんも大丈夫かしら?と
不安が出てきたら
ご自身の気持ちに
「不安だよね」と寄り添って
あげてくださいね。
 
 
不安を乗り越えられると
新しいチャレンジへの抵抗感がへっていき
できることが増えるので楽しくなりますよ
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございます。