今日は有名なディズニーの短編アニメ、シリーシンフォニーシリーズの
「三匹の子ぶた(Three Little Pigs)」を紹介します。
ストーリーは言わずもがな。ですが一応…
■三匹の子ぶた■
ファイファー、フィドラー、プラティカルという三匹の子ぶたがいました。
ファイファー、フィドラーは藁と木の家を作り遊んで暮らしていました。
一方しっかり者のプラティカルは狼が来るのに備えてせっせとレンガの家作り。
遊んでばかりいるファイファーとフィドラーにプラティカルは
「狼が来たらどうするの?」と忠告すると
二匹は「♪狼なんか恐くない♪」と歌って相手にしませんでした。
しかし案の定、狼のビッグ・バッド・ウルフはやって来て、
藁の家、木の家を一瞬にして吹き飛ばしてしまいました。
プラティカルのレンガの家に逃げ込む二匹。
どうにか難を逃れることができました。
さすがの狼もレンガの家を吹き飛ばすことはできず諦めるのでした。
いつ来るか分からない狼
一瞬にして吹き飛ばされてしまう家に財産
逃げ惑う子ぶたたち
このアニメが作られたのは1933年。
1929年に始まった世界恐慌にアメリカが苦しんでいた時に生まれたアニメです。
そんな大変な時代に作られたアニメだったにもかかわらず
「三匹の子ぶた」はアメリカで大ヒットしました。
三匹のこぶたはここでストーリーが終わりではなく
まだ重要な結末が残っています。
どうしてもレンガの家を吹き飛ばすことができないので
諦めた狼は煙突から家の中に入ることを思い付きます。
しかしこぶたたちは三匹で力を合わせ(←かなり微妙だけど)
見事狼を追い払うことができました。
こうしてまた平和な日々が戻ってくるのでした。
【Silly Symphony - The Three Little Pigs 】
狼は世界恐慌
家は住居、財産、職
ファイファーとフィドラーは世界恐慌で職や財産を失った人たち
プラティカルは日頃から備えていて恐慌の影響を受けなかった人たち
このアニメはそんな風に見る事が出来ます。
当時、恐慌で苦しむ人々が一時の休息を求め映画館に行きました。
ほんの少しの間でも現実を忘れられるから…。
そこで上映されていたのがこの「三匹の子ぶた」でした。
観客は子ぶたと狼のおかしなやり取りに惹き込まれつつ
次第に今自分の置かれている状況を物語に投影しました。
「全てを失ってしまった…でもこの子ぶた達のようにみんなで協力して
恐慌に立ち向かっていけば良いのではないだろうか?」
子ぶた達が歌っている「Who's Afraid of the Big Bad Wolf?(狼なんか怖くない)」を
人々は世界恐慌を笑い飛ばすための歌として歌い自分たちを勇気付けました。
現実から逃げたくて訪れたはずの映画館で、
現実を見つめ直すきっかけと辛い現実に立ち向かう力を得て
他の仲間たちと一緒に生き抜いていくことを決意したのでした。
世界恐慌に限らず今回の災害にも言える事だと思います。
被害を受けた人も受けなかった人もみんなで協力して立ち向かっていく
というのが大切なのだと。
自分だけ助かろうとか自分さえよければいいという考えは本当に棄ててほしいです。
辛い思いをしている人たちの事を考えれば多少の不便も苦にはならないはず。
こんな時だからこそ人の温かさが身に沁みるし、
物の豊かさ、何気ない日常がどれだけ有り難いか再認識をするきっかけにもなりますしね。
人の温かさと言えばこの記事に感動しました。↓
日本人のモラルに世界が驚く
復興にはきっと長い時間がかかるとは思いますが
みんなの力で一日も早く全ての人が元の日常を送れるようになってほしいです。
今日のsmile!

「三匹の子ぶた(Three Little Pigs)」を紹介します。
ストーリーは言わずもがな。ですが一応…
■三匹の子ぶた■
ファイファー、フィドラー、プラティカルという三匹の子ぶたがいました。
ファイファー、フィドラーは藁と木の家を作り遊んで暮らしていました。
一方しっかり者のプラティカルは狼が来るのに備えてせっせとレンガの家作り。
遊んでばかりいるファイファーとフィドラーにプラティカルは
「狼が来たらどうするの?」と忠告すると
二匹は「♪狼なんか恐くない♪」と歌って相手にしませんでした。
しかし案の定、狼のビッグ・バッド・ウルフはやって来て、
藁の家、木の家を一瞬にして吹き飛ばしてしまいました。
プラティカルのレンガの家に逃げ込む二匹。
どうにか難を逃れることができました。
さすがの狼もレンガの家を吹き飛ばすことはできず諦めるのでした。
いつ来るか分からない狼
一瞬にして吹き飛ばされてしまう家に財産
逃げ惑う子ぶたたち
このアニメが作られたのは1933年。
1929年に始まった世界恐慌にアメリカが苦しんでいた時に生まれたアニメです。
そんな大変な時代に作られたアニメだったにもかかわらず
「三匹の子ぶた」はアメリカで大ヒットしました。
三匹のこぶたはここでストーリーが終わりではなく
まだ重要な結末が残っています。
どうしてもレンガの家を吹き飛ばすことができないので
諦めた狼は煙突から家の中に入ることを思い付きます。
しかしこぶたたちは三匹で力を合わせ(←かなり微妙だけど)
見事狼を追い払うことができました。
こうしてまた平和な日々が戻ってくるのでした。
【Silly Symphony - The Three Little Pigs 】
狼は世界恐慌
家は住居、財産、職
ファイファーとフィドラーは世界恐慌で職や財産を失った人たち
プラティカルは日頃から備えていて恐慌の影響を受けなかった人たち
このアニメはそんな風に見る事が出来ます。
当時、恐慌で苦しむ人々が一時の休息を求め映画館に行きました。
ほんの少しの間でも現実を忘れられるから…。
そこで上映されていたのがこの「三匹の子ぶた」でした。
観客は子ぶたと狼のおかしなやり取りに惹き込まれつつ
次第に今自分の置かれている状況を物語に投影しました。
「全てを失ってしまった…でもこの子ぶた達のようにみんなで協力して
恐慌に立ち向かっていけば良いのではないだろうか?」
子ぶた達が歌っている「Who's Afraid of the Big Bad Wolf?(狼なんか怖くない)」を
人々は世界恐慌を笑い飛ばすための歌として歌い自分たちを勇気付けました。
現実から逃げたくて訪れたはずの映画館で、
現実を見つめ直すきっかけと辛い現実に立ち向かう力を得て
他の仲間たちと一緒に生き抜いていくことを決意したのでした。
世界恐慌に限らず今回の災害にも言える事だと思います。
被害を受けた人も受けなかった人もみんなで協力して立ち向かっていく
というのが大切なのだと。
自分だけ助かろうとか自分さえよければいいという考えは本当に棄ててほしいです。
辛い思いをしている人たちの事を考えれば多少の不便も苦にはならないはず。
こんな時だからこそ人の温かさが身に沁みるし、
物の豊かさ、何気ない日常がどれだけ有り難いか再認識をするきっかけにもなりますしね。
人の温かさと言えばこの記事に感動しました。↓
日本人のモラルに世界が驚く
復興にはきっと長い時間がかかるとは思いますが
みんなの力で一日も早く全ての人が元の日常を送れるようになってほしいです。
今日のsmile!
