潤滑油用ボロンナイトライドについて | ヴニバルドのブログ

ヴニバルドのブログ

基本備忘録。ネット上のメモ帳。

 

この特許申請によるとBN粒子は小さすぎると金属表面への付着が減りBN本来の極圧潤滑性が活かせない。

以下抜粋。

 

本発明のエンジンオイル添加剤の第一の条件は、平均粒径1.0μm超3.0μm以下、最大粒径15μm以下のBN粉末ということである。平均粒径1.0μm以下では、もはや鱗片状BN粒子とは言えず、劈開性も呈さなくなるので、オイルへの分散性は向上しても、潤滑性能が十分に高まらない。平均粒径が3.0μm超であると、エンジンオイルで沈降する恐れがある。特に好ましい平均粒径は、1.0μm超2.0μm以下である。

 

巷に流通する商品では粒径0.005μmなどを謳っているものがあるが金属表面への被膜の形成は不可能であり、仮に形成できたとしても劈開回数の限界に達し即座に擦り減りきってしまう。

以上のことから平均粒径が3.0μm程度のBN粒子が添加剤として好適と判断できる。

 

Yahooショッピングで離型剤として「ミツクラボロン」という製品を主に離型剤として販売しているショップがあるが、ミツクラボロンは粒径が1.0μmから3.0μmで添加剤として好適である。

しかも60gで3236円と他のBN粉末に比べ非常に安価である。

Yahooポイント還元の多いタイミングで購入しエンジンオイルに添加してテストを行う予定である。