病理検査の結果 | 乳がん闘病記

乳がん闘病記

2023年12月、乳がんと診断されました。
備忘録を兼ねて、治療の経緯や治療する中で思ったことなど書き記そうと思います。

(解剖とかのお話が苦手な方はご注意)

 

退院して一週間後に傷口の診察と、切除した癌の病理検査の結果を聞きました。

というか、この日は傷口を見て抜糸をするだけだと思っていたので、まさか病理検査の結果を聞くことになるとは全く思っていませんでした。

 

抜糸はなく、テープをはがされただけでした。

そしてマイクロポアというテープを傷口に貼ってくださいと言われました。

この日は看護師さんが3センチぐらいにテープを8枚ほど切って、傷口と垂直になるようにペッペッペッペッと貼ってくれました。

一週間に一回ぐらいの割合で貼り換えて、これを3カ月ぐらい続けるそうです。

ケロイド防止だそうで、傷口がよりきれいになるようにおこなうそうです。

 

廃液がたまっていたら抜きます、と入院中に言われてましたがそれもなし。

 

この後、

「バタバタして説明出来てなかったですが、MRIの結果とか心臓と肺の検査の結果とか言いましたっけ?」

と聞かれました。

・・・あのう、それ、手術前にすることですよね?

まあ、入院した日にこっちから聞いたからいいですけどね。

心臓とか肺なんて、手術に耐えうる体してるか調べるための検査なんじゃないの、と私は思ってるんですが。

違いますか?

それに手術したってことは問題がなかったからできたんだと私は思ってます。

 

そして

「病理検査の結果を説明しますが、ご家族の方はいなくて大丈夫ですか?」

と言われました。

・・・今日、病理検査の結果を話すって聞いてませんけど。

初耳ですけど。

今さら家族も呼びますとか無理だし。

別に1人で聞いたっていいですけど、なんだか、、、なんだか、、、雑すぎない???

 

とりあえず1人で大丈夫ですと返事しました。

先生は

「これから病理検査の結果を大きく映しますが、大丈夫ですか?」

と言い、私は別にそういうのは大丈夫なので「大丈夫です。」と答えました。

 

切り取った乳房がいきなりそのまま出て来ました。

気持ち悪ー!!とかはなくて、まるで蝋人形の一部を見ているような、不思議な感覚でした。

病理検査はこの乳房をさらに細かく縦に切っていろんな液(?)に浸けたようです。

化学療法をして、最終的な結果は、

浸潤性乳管がん

癌の大きさ 3.4cm→5mm

ホルモン受容体陽性

HER2陰性

Ki67 90%→5%

リンパへの転移なし

ステージⅠ

とのことでした。

最初乳がんだと言われた時にKi67の数値が高すぎて信じられなかったのですが、すごい下がってよかった。

副作用がきつかったですが、化学療法がんばってよかったです。

それから癌の主体は5mmほどになっていたようですが、小さな癌が乳輪の周りに点在していたので切除してよかったと思っています。

もう放射線治療とかしんどい・・・。

 

また2週間後に傷口を見せに行って、その後は10年ほどホルモン療法になるそうです。