現在の日本は歴史的な低金利時代です。ここ数年、金利がほぼ0の状態が続き、銀行に大金を預けてもほとんど利息は得られません。定期預金でも金利は高くても0.1%ですから、100万円を1年間預けても利息はたったの1000円。これでは、退職金をもらって銀行に預けておいても、せっかくの大金を寝かせたままになってしまいます。
このような低金利時代では、銀行に預ける以外の資産運用を行い、お金を積極的に増やしていくことも考えるべきです。資産運用としては、外貨投資や不動産投資などさまざまな運用方法がありますが、一番代表的なのが株式投資です。これは、企業の株を購入し、その後の株価の値上がりによって譲渡利益を狙う投資方法です。
例えば、株価が1000円の企業の株を1000株購入したとします。その後、株価が1200円まで上昇した場合には、株価が購入時から200円高くなったということですから、200円×1000株=20万円の利益が生じます。ただし、株価は必ず上がるわけではなく、当然下がることも考えられます。購入時の株価から値下がりした場合には逆に含み損を抱えることになります。つまり、株式投資は銀行への預金とは違って、元本が保証されない投資であり、その分リスクがあるということです。
従って、どの企業の株を購入するかが重要になってきます。まず一番には、企業の業績が好調な株を選ぶことが大事です。業績が悪い企業の株価は低迷しがちで、購入時から一気に下落することもありえます。また、業績が安定的であることも重要です。ある年に大きな利益を上げたとしても、次の年は業績が急に悪化するような業績が上下に変動する可能性が高い企業の株は、投資先としてはあまり好ましくはありません。
もう1つ重要な点があります。それは、1つの企業の株式に手持ちの資金をほとんど全部投入することがないようにすることです。株式投資の基本は分散投資。いつくかの企業の株に分けて投資を行いましょう。