真っ当な、普通の日本式の居酒屋。
普通、ってのが武漢では難しい。
値段、雰囲気、サービス、がどれも普通。
バランスが良いので、良いお店だと思う。
 
店主は台湾人で日本語が分かる人なので、注文も日本語でできる。
武漢に赴任したばかりで、日本の雰囲気が恋しい駐在員や
長期出張者にお勧めな店だと思う。
また、値段も手ごろな値段なので、中華はもういい加減飽きた!という駐在員にもお勧め。
普通な店だからこそ、仕事の後に、安心して行けそう気がする。
 
逆に、刺激的な中国らしさをを求める短期出張者や旅行者には、普通すぎで、
面白みにかけるかも。
 
武漢では刺身といったら、サーモン。定番。

 

 

夏だからカツオ。

夏と言っても、冷凍モノだから、関係ないのかな。

でも、充分美味しかった。

解凍の仕方が良いだろうね。

 

わさび、生姜、ニンニク、と三つ添えられているのが、嬉しい。

普通のお店、と書いたけど、こういうのができるってことが、武漢では普通以上のお店だ。

 

和食をちょっと勉強した程度の中国人の他店では出来ない事だ。

オープン当初にこういうことができても、いつの間にか、わさびだけになる。

 

 

僕は、武漢に赴任するまで、から揚げを作った事がなかった。

中国に来て、始めてから揚げを作った。

始めの2回は失敗した。真っ黒に焦げちゃった。理由は温度が高すぎた為。

温度を180度にし、二度揚げしたら、成功した。

 

成功したから揚げは、はっきりって、武漢の日本食屋よりも全然美味しいと思っていた。

ところが、このお店の方がカラッとしていて、美味しかった。

 

おろしハンバーグ。美味しかった。

 

そうだよねー。こういう料理あるよねー。忘れていた。

これ、自分で作ろう!と思った。

 

 

マグロの味噌煮。タンパク質たっぷり。健康的。

 

 

さいころステーキ。

 

きつねうどん。

 

今日は、食べまくった。

また行きたい店だ。

 

昨今、武漢では、およそ日本食屋とは言えない日本食屋が乱立している。

表構えと内装は、中国人が深夜食堂等のドラマからイメージする日本だ。

給される料理は、どこぞの国のフュージョン料理か?と、思うことが多い。

(というか、元々、日本食を作ろうとさえしていない店もある。)

にも拘わらず、

恐らくはSNSや食べろログ的な公告の効果だろうか、

中国人の口には合うのだろうか、そういう奇妙な日本食屋が大繁盛している事がある。

 

中国人向けの日本食屋ってことで、別にそいういう店も良いけれど、

新橋には、このまま、武漢の真っ当な日本食屋という路線で、

変わらずにやってもらいたいと思った。

 

武汉市江汉区新华小路134号

            (027)85869626