2024年度 近畿学生野球連盟I部 春季リーグ戦 総括
平素より和歌山大学硬式野球部にご支援いただきありがとうございます。また、リーグ戦の運営、開催に携わってくださった関係者の皆様、誠にありがとうございました。
そして、いつも和歌山大学硬式野球部を応援してくださっている皆様に心よりお礼申し上げます。
4月6日に開幕しました令和6年度春季リーグ戦は、5月4日を持ちまして終了いたしました。和歌山大学は10勝2敗勝ち点5の2季連続6度目のリーグ戦優勝を果たしました。そして、第73回全日本大学野球選手権大会への、2年ぶり4度目の出場をいたしました。
今まで2季連続優勝をしたことがなく、今回のリーグ戦では「必ず」優勝を掴み取ることを掲げてきました。リーグ戦では投手を中心に守り、リーグ戦後半では勝負所で決める攻撃をすることができ、苦しい中でしたが優勝することができました。私たちの目標は日本一です。その中でリーグ戦での優勝は通過点として考え、課題を克服し、全日本大学野球選手権大会に備えました。
全日本大学野球選手権大会の初戦は、東京ドームにて広島六大学野球連盟代表の広島経済大学との試合になりました。2年前、同大会に出場した際と同じ東京ドームでの初戦を迎えました。ドームの借りはドームで返す、日本一に向けて一戦一戦組織で勝つという想いを持って臨みました。結果は3対2で勝利することができました。しかし、2回戦の南東北大学野球連盟代表の東日本国際大学との試合では0対1で敗戦し、我々が掲げている目標へは到底及ぶことができませんでした。
全国で戦う力があるというのは感じることができたものの、負けには必ず理由があります。「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」という言葉があるように、この結果を受け止め秋に進まなければなりません。我々はまだまだ、心・技・体、全てにおいて優勝する力を持っていません。だからこそ一人ひとりのレベルを、そして組織としてのレベルを上げる必要があります。この冬には「本音」を大切に取り組んでまいりましたが、それも未だ真物ではありません。課題は多くあります。リーグ戦で優勝できたから良い、1回戦を勝てたから良いというものではありません。我々はさらなる高みを求め、目標を実現するために、日々取り組みます。
秋季リーグ戦まで約2か月です。和歌山大学初の3季連続優勝、明治神宮大会出場に、そして日本一に向けて妥協なく日々精進してまいります。
最後になりましたが、今後とも変わらぬご声援、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
和歌山大学硬式野球部
4回生 主将 丸山椰尋