最終日は1日観光。

 

ホテルでツアーに申し込み、古都ホアルーとチャンアンに行きました。

 

ツアーの集合場所に行くと運転手さんがやってきて、最初に我々を乗せて走り出します。

それぞれのホテルの前でツアー客を拾いながら、次々と客が増えていきます。こんなところ通れるのかという細い道をバスで入っていけば、当然前から車と鉢合わせ。で、そこからは戦いです。こちらの運ちゃんは怒鳴るし、相手は通せんぼうをして、通らせないように道を防ぐし、朝から、ハノイの街にクラクションと怒号が響き渡ります。

 

それでも、

最終的には25人くらいを乗せて一路チャンアンに向けて走り出しました。

 

まず古都ホアルーでは、古城上りと寺院訪問。また、様々な少数民族衣装を着た人たちが蓮池で写真撮影をしていました。

 

チャンアンではボートに乗ってグルーッと左右の山や、所々、洞窟の中を移動しました。また、途中の島々にお寺があり、上がってお参りしました。やはり、金は金なんですが、ホーチミンよりは古い歴史を感じさせるとても良い雰囲気のお寺さんでした。なんたって島々に浮いているようなお寺なので。

チャンアンでは全部で2時間くらいの行程ですが、その間、お爺さんが、1人で4人乗りのボートを漕いでくれました。途中、他のボートにどんどん追い越されるので、ゆっくり移動するのはそれはそれで風情があって良いのですが、流石に4人乗せて1時間も超えて漕いでいると大変だろうと、備えてあったオールで、僕らも漕ぐのを手伝いました。

最後は5人で一丸となって漕ぎ、前のボートを追い越しゴール〜〜。と、ちょっと風情を楽しむ観光とは趣旨が違ってましたが、一緒に乗り合わせた日本人親子とも和んだ2時間でした。

 

そんなことしなくても、自然もお寺もとても良いところで、やっとベトナムに来てゆっくり観光した気分でした。

 

ツアーガイドのお兄さんも親切で良かったです。空港に向かうグラブのタクシーのお兄さんがたまたま流暢な日本語喋れるので、驚いていたら、なんと日本で10年間働いていたそうで、また、来年から日本に行くんだと言っておりました。ベトナムと日本どちらが良いですかと聞いたら、日本が良いと言ってました。ベトナムのグラブのタクシーの仕事は多い時は、朝8時から夜11時くらいまでやっているそうで)それに比べると日本の方が給料も待遇も良いから日本に行くんですとのことでした。確かにどっちが安定しているか言えば、やっぱり日本なんだろうなと思います。

(ちなみに、グラブは日本にはまだ導入されていませんが、アプリでタクシーを呼ぶシステムです。今いる場所と行き先をアプリに入力して、近くにいるタクシーと交渉して呼ぶので、料金が途中で上がったりとかありません。その代わり、タクシーの運転手さんは、常にお客さんを乗せて移動しているので、効率は良い代わりに大変だと思います。)

 

日本に帰ってくると、人が少なく音が少ないのに気がつきます。ベトナムの都市の真ん中にいれば、いつも何か音が鳴り響いているし、どこに行っても人人人って感じで。それに比べると良くも悪くも全体が落ち着いている感じがしました。

 

山梨の山の中とか、愛媛の山の中とか、僕はいろいろ過疎については専門家ですが😆、東京のど真ん中にいても、なんか静かな感じで、これを、日本の衰退と考えるのか。先進国の安定と考えるのか。ただの気のせいと考えるのか。

 

9月終わりに日本を出る時は、真夏日になるとか言っていたのに、帰ってきたら、東京もすっかり秋というより、冬の装いになっていました。

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