今回、描いた「赤沢宿の秋と冬」の絵です。

 

棚町さんが左側面の春と夏を描かれたので、僕は、秋「紅葉の清水屋さん」と、冬「雪景色の中のお猿の家族」を描きました。

 

車で上がって行く途中、本物のお猿さんも出迎えてくれました。

これも、余談なんですが、ちょうどこの少し前にお会いしたお百姓さんの話では、「最近、猿、鹿、猪が、田んぼを荒らすんで、歳も歳だし、米作りは引退しました。」とのことでした。獣害対策として、大きな八畳間くらいあるカゴの罠で捕えるそうですが、捕まえたお猿を殺すのも精神的に大変なんだとのことでした。

 

以前、聞いた人の話では、お猿の目を見て叩くのは大変なんで、後ろを向かせといて金槌で叩くというのを聞いたことがありますが、最近は電気ショックで殺すとのことでした。殺したあと、お猿は食べないそうですが、猪や鹿は食べるそうです。今更ながら、肉を食べるというのは本来そういうことなんですが、動物を殺すのも捌くのも大変な仕事だと思いました。

 

だいぶ脱線してしまいましたが、「赤沢宿の秋と冬」でした。