「散華図」というタイトルで12年間描いてきました。
元々、「散華」という言葉自体も仏教用語なんですが、こうしてお寺の祭壇の前に飾られると、僕の絵は「仏画」だったんだと、僕自身が改めて感じました。
当初は別の作品をイメージしていて、4作品を会場に運び込みました。その中から選ぼうと、持っていってダンボール箱を開けると、
「作品がない」
ミラノから帰ってから作品を剥がしたまま張り込んでなかったというお粗末ぶり。貼ってあった2点を並べましたが、これがこの場にぴったりで、僕自身美術館やギャラリーに展示していても、「うーん」という気がしていましたが、今回、「あるべきところにある」という感じがしました。
今回は一時的な展示ですので、また、違った会場で展示できればと思います。ご覧いただきました皆様ありがとうございました。
ご機会をいただきましたご住職様ありがとうございました。また、大西邦子さんの展覧会にお邪魔出品でしたが、大西さんとスタッフの皆様いろいろとお世話になりました。ありがとうございました。