ちょっと余談。

 

 

イタリアお財布事情 

 

 

ニューヨークのハンバーガーが一個1000円というのは、人から聞いてたけど、ヨーロッパはそんなことはないだろうと思っていたら、イタリアもそんな感じ。

 

キングバーガーのハンバーグが一個8.5ユーロ、ということは今の日本円で1200円くらい。(実際に換金するときは1ユーロ145円くらいなので。)円安になる前でも裕に1000円近くで、おいそれとハンバーガーが食べれない。郊外の公園の出店でさえ、ポテトチップスが4ユーロ550円、フィッシュアンドチキンが10ユーロ1400円。タコス8ユーロ、1100円、ハンバーガー7ユーロ1000円近く。

 

こういう飲食店だけではなく、スーパーで買い物しても、卵が10個で400円、500円、トマトが一パック500円とか、肉一パック1000円いう感じで、一回の買い物で確実に5000円は超える感じで、ちょっと多めに買うと7000円とか8000円とか。

 

唯一、日本より安いのはワインで、一本400円、500円くらい。ミラノの皆さんはどうしているのか。不思議でした。宿泊していたアパートが比較的郊外のアパートだったので、いわゆる一般の人たちが住んでる地域のスーパーでそんな感じなので。聞くところによると、電気代やガス代も2倍近くに跳ね上がっているそうで、やはり、ウクライナの影響をモロに受けている感じでした。

 

それにしても、イタリアの若者も初任給は20万円も満たない感じだし、御多分に洩れず、大学院修了しても就職できず、非正規雇用の不安定な生活をしている人が相当に多いらしい。今度、右派政権の支持が高まっているとニュースでやっていたけど、そんなことが背景にあるのか。とも思いました。

 

それにしても、駅のホームで、一個1000円のハンバーガー誰が食べれるんだろうと思うけど、お客さんはそれなりにいっぱい入っているし、やっぱり不思議ですねえ。