先日、日展会館にて、

新日春展のシンポジウムが開催されました。

 

毎年、都美館の講堂を使わせてもらってますが、今年は少し離れた日展会館での実施ということで、参加者が居られないのではと心配しましたが、会場はほぼ満席となる50人近くの方が参加され、皆さん熱心にお聞きになっておられました。

 

昨年も感じたことですが、登壇者の審査員、受賞者、新入選の方皆さん、率直な語り口で、聞いていて分かりやすく心に届く意見が多かったように思います。

 

具体的には触れませんが、総体として僕が感じたのは、僕自身が思ってることと、審査員の皆さんのご意見も大体同じだなあ。

というのが、率直な感想でした。

 

それは、「日々生活の中で、感じたことを、素直に表現する。」これに尽きるのかなあと。

それぞれの、作者が生活の中の実感としてある想いがあって、それを、なるべく率直に表現する。

その想いは、審査員や鑑賞者にも届く。ということです。

 

作品全体の傾向もそうですし、シンポジウム全体がそんな、率直な語り口に包まれていたような気がします。

 

ぜひ、来年は入選、落選を問わず、出品者の皆さん全員にご参加いただきたい内容だったと思います。

そういえば、いずれインターネット上で見られると良いですね。

 

 

 

 

 

 

 

また、午後から、授賞式が挙行されました。

昨日の激しい雨と打って変わり、新緑が眩ゆい公園内の精養軒の会場にて開催されました。

受賞者の皆様おめでとうございました。