本日から、「無問東西、中日芸術家絵画作品展」始まりました。

今、中国と日本は近くて遠い国になろうとしているように思うのです。

少し前まで、もっと近い国であったはずですが、今は日本人の意識の中から中国がどんどん遠ざかっているように思います。

 

その要因の一つは、連日メディアで流れる中国のイメージが政治的で軍事的なものばかりクローズアップされていることもあると思うのですが、1番の原因は、あまりにも中国文化が深く根付きすぎて、空気や水のようにあって当たり前で、そのためスルーされているように思うのです。

 

例えば、日本人の名前、ほとんどの人が漢字ですが、漢字が中国語であることに思いを致すことがありません。ラーメンが中華料理なのか日本料理なのか。不可分に結びつき過ぎて、意識の中で同化かを起こっているように想います。仏像とか書や水墨画も然りです。

 

その国を理解する上で、一番基本になるの「知ること。」だと思うのです。

 

中国人画家の名前とフランス人画家を挙げたとして、中国人画家の名前が何人くらい挙げられるでしょうか。他の日本画家のみなさんよりは僕はまだマシな方ではないかと思いますが、それでも少ないと思います。

 

美術を知り、文化を知り、人を知り、風土を知る。

そこからしか、相互理解は始まらないように思います。

 

感染対策の上、お出かけいただきましたら幸いです。

 

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無問東西——中日芸術家絵画交流展

【イベント 展覧会】

期日: 2021/09/13(月) 〜 2021/10/01(金)

時間: 10:30〜17:30<土日祝休み>

会場: 中国文化センター

参加費: 無料

 

内容:

 東アジアの近代化から百数十年。西洋文化と言われてきた近代文化は、中国でも日本でも私たちの生活に浸透している。そうした今日においても、油画・水墨画・現代アートといった表現手法の東西を問う必要があるだろうか。

 本企画では、中国と日本で現代の表現に取り組んできた作家たちの個性的な作品を展示することで考えていきたい。

 参展芸術家

 西田 俊英 (日本画)日本美術院同人・理事、日本芸術院会員、武蔵野美術大学教授

 伊東 正次 (日本画)日本画家

 赤木 範陸 (油絵)横浜国立大学教授

 大矢 英雄 (油絵)広島市立大学名誉教授

 三浦 明範 (油絵)武蔵野美術大学教授

 石黒 賢一郎(油絵)広島市立大学準教授

 王 子江 (水墨画)全日本水墨芸術協会会長

 卓  民 (水墨画)東京芸術大学講師

 武 楽群 (油絵)日本華人美術家協会副会長

 蔡 國華 (油絵)東京女子美術大学短期大学非常勤講師

 孫 家珮 (油絵)日本現代美術家联盟副理事長

 張 媛媛 (油絵)令和中日文化芸術交流协会理事

 鄒 麗萍 (油絵)日本華人美術家協会理事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人、、「的! 2 開 000 流 無 中 日 芸 問 術 家 東 交 展 西」というテキストの画像のようです

写真の説明はありません。