予告で見た通りだった
プーさんの呑気な様子がとってもかわいい

中でも私が好きなプーさんの台詞は『何もしないを毎日やってるよ』
最初は、『何もしない』なんてそんなことできるわけないと難しく思ったけど、『何もしない』とは、本当に何もしない訳ではなく、誰かに指図された事をするのではなく、自分のやりたいことをやりたいように過ごす事なのだとわかった。
せかせか生きている日本人の心に刺さるストーリーではないかと思う

家族のために働いている。でもその家族と過ごす時間がない。いったい何のために働いているのか?何のために子供を親と離れて寄宿舎に入れてまで有名学校に通わせたいのか?そんな例をあげながら、今の自分は何のために頑張っているのか?その頑張りは、ちゃんと自分の目指していた結果になっているのか?何のために頑張っているのかその目指すものを見失ってはいないか?そんな今の自分を立ち止まらせて、考えさせてくれるストーリーでした







なかなか説明したことを理解できなかったり、空気が読めなかったり、思い通りに行動してくれないプーさんの様子は子供のようだった。また、障害のある息子とも重ねてみえた。そんなプーさんに対するクリストファーロビンの接し方の変化にも注目だと思う
プーさんの行動に息子もケラケラ笑っていたので、親子で楽しめる作品だと思う

