今週の担当、はもです。

 

週末にフランスの友人と会ったのでその話を。

 

フランスでは6月から8月の間に3週間ほどの有給休暇をとるらしい。

いわゆるバカンス。

 

友人曰く、「1週間の休みは数か月に一度あるけれど、それだと完全に仕事のことは忘れられない。3週間あれば全部忘れて心身ともに休むことができる。だからバカンスが必要なのよ。」

 

え?バカンスに加えて1週間の休みが数か月に一度あるの?

 

バカンスをとらせるのは雇用主の義務らしく、働き始めてまず聞かれることは、「バカンスをいつにするか」だそう。

「仕事が忙しくてバカンスをとれないなんてありえない。だって、バカンスをいつか決めちゃえばそこに仕事の予定は入れないでしょ?」とのこと。

 

もちろんその弊害もあるらしい。

教師ももちろんバカンスがあって休みもとるので、子供たちは義務教育を短期間で詰め込む必要がある。なので、小学生でも5時ごろまで授業があるし、高校生は7時ごろまであるのだそう。

それは大変だねと言ったら、「日本の方が勉強は大変なイメージ」とのこと。そうかも?

 

ちなみに大学の話をすると、ヨーロッパでは学士は日本と違って3年で、その後に修士が2年。学士で卒業する人と、修士まで行く人はそもそも通う大学が違うんだそう。大学ではない専門的な高等教育機関もあるらしく、そこでは最初の2年間は必死に勉強する必要があるんだとか。

 

日本とこんなに違うのかー。バカンスほしいなー。

 

来年にはフランスでその友人と会う予定なので、今からフランス語をマスターしようと思います。

 

次回の執筆者は、ハンターさんです。お楽しみに。