昨日は、友達が2人、家に来てくれました。小学校からずっと仲良しのお友達と、中学校から部活を通して知り合った仲良しのお友達です。
彩にクッキーを持ってきてくれました。ありがとう。
彩が入院した、昨年の8月12日。
本当は、彩も連れ、その友達と旅行に行こうと誘われていました。
しかし、8月14、15日に以前から決まっていた、親族との旅行があったので、友達の誘いを断ってしまいました。
楽しみにしていた旅行。パパ、彩、私にとって、3人で行ける旅行は、これが初めてでした。
旅行に必要なものを準備したり、かわいい彩の服を選んだりと胸がわくわくしていました。
しかし、12日に彩が全くおしっこをしてくれなくなり、ぐったりしていたので、「もうすぐ、旅行だし心配だから診てもらおうよ。」と、パパと病院に連れて行ったきり、彩が家に帰ってくることはありませんでした。
私は、彩が「拡張型心筋症で入院した」と友達に、ずっと言えませんでした。何とか、間違いであって欲しいと思っていたからです。それに、友達は、今旅行で楽しんでいる最中。今、言うことではない、と思ったのです。
彩が入院して、1ヶ月が過ぎたころでした。小学校から仲の良い友達に「映画見に行かない?」と誘われました。
そのとき、私は今までのこと、全て友達に言いました。
「もし、海外での移植を決めたらすぐに言って。救う会を立ち上げるなら言って。力になるから。」
本当に心強い言葉でした。彩のために、泣いてくれました。
ちょうど、医師から移植の話が出てきていて、私達夫婦も悩んでいました。それからも、その友達から、頻繁に連絡があり、「彩ちゃんどう?救う会の方はどうなった?」と何度も聞いてきてくれました
その、お友達の協力もあって救う会を立ち上げていただき、何度も役員で打ち合わせ等ある度に、2人の子どもを実家に預け、来てくれました。
本当にありがとう。クッキーもありがとう。彩も喜んでいると思います。
いつも、ありがとう。心から、感謝しています。
彩ちゃん、小指立ってますよ~