テニスを楽しむ禁断の48手 その8 技術編 フォアストロークの怪我 | ワールドテニススクールBLOG
こんにちは!ワールドテニススクールの石井です。
 

今回はフォアハンドストロークを打つ際の怪我についてお話しします。

フォアハンドストロークでの怪我は主に手首と肘になります。

身体の中心から遠くの関節になるほど力が弱くなるんです。

腕で言うと

手首<肘<肩

力の大きさはこうなります。

なので、

手首に負担が掛からないようにスイングすれば

肘と肩は手首よりパワーがあるので負担が掛からないです。

では、

負担が掛かるとはどういう状態なのか

ここを説明していきます。

ざっくり言うと

拳の進行方向と逆方向に負荷があると手首に負担がかかります。

正確に言うと

アクシデントが生じた時、瞬間的に腕の末端側に負荷が掛かっちゃうんです。

身体使って打つ教の信者が多いとされる日本では

腰を回して上半身を回してその後ようやく腕が前に出て更にその後ラケットが出る

みたいな。

さすがに意図的にこういう動作をしてる人はいないと思いますが

これくらい身体を使うのが理想だと思ってる人は多いと思います。

でも、

このくらい身体を使うのはかなり重いものを扱う場合になります。

こちらの記事でもお伝えしましたが

(ラケットは重いのか軽いのかの解説記事)

ラケットは軽くはないですが重くもないです。

しかも、

テニスは動きながら打たないといけない時がしばしばあります。

身体を極上に使うには土台である下半身を固定する必要があります。

早めに足を止めて踏ん張らないといけないんです。

なので、

競技性から考えても向いてないです。

しかも、

身体を使った後に手が出てくるような打ち方だと

簡単なボールを打つには気持ちよく振れるんですが

速いボールや深いボールが来た時に遅れやすいです。

人は遅れそうになると動作のスピードを上げて帳尻合わせしちゃいます。

テイクバックのスピードを上げて間に合わせようとするんです。

そうするとテイクバックの動作に対して身体を使います。

スイング方向と逆方に向かって身体全体を無意識に使ってテイクバックするんです。

テイクバックを完了する為には動いてる身体と腕を止める必要があります。

これが重労働なんです。

かなりの労力を瞬間的に出さなきゃいけないんです。

これが超絶な力みを生みます。

力みは上腕の動きに制限をかけます。

そうすると前腕が頑張らないといけなくなるので腕の末端に負担がかかっちゃう。

怪我の流れはこれが多いです。

テイクバックのスピードを速くすると無意識に身体を使うという事は、

スイングのスピードを上げても無意識に身体を使います。

身体が使いやすい状態を作っておけば

スイングスピードの状況に合わせて自然と身体はパフォーマンス出してくれます。

理想は感覚の良い手先に動きをコントロールさせて

全身を上手い事使える状態です。

なのでレッスンでは小手先手打ちで打つと伝えてます。

かなり過激な言葉なので誤解が怖いですが丁寧に説明すれば何とかなると思ってます。

では実際にどうやって小手先で全身をコントロールして

負荷を後ろに残さないようにするのか。

具体的な動作を動画で解説しておりますのでよかったら見てください。

 

 

次回はもう一つのフォアハンドストロークについて解説しますのでよろしくお願いします!



 

 




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