【ビタミンK2】に関するデータは1939年に発表されていました。
その栄養素を発見したのは、
ウェストン・A・プライスという歯科医師です。
プライス博士は虫歯や慢性疾患の原因
を探り、
ある栄養素の欠乏が関連している事を
発見しました。
その栄養素を『アクチベーターX』
と名付けました。
そして、それが後のビタミンK2
だったのです
プライス博士は、忙しすぎる日々の診療の中で
疑問を感じていました。
なぜこんなに虫歯が多いのか?
その原因を突き止めるため、世界の隅々まで
調査に出かけました。
そこで発見したことは、簡単にいうと、
昔ながらの自然な食べ物を口にする先住民は
歯ブラシも歯磨き粉もないのに、
虫歯もなく、歯並びも良い、健康な身体状態
対して、
栄養が偏っていたり不足している食材、加工品を食べている現代人になると
虫歯は増え、歯並びは悪くなり、病気に罹患しやすい
ということでした
そして、特にアクチベーターX(ビタミンK2)に
注目しました。
ビタミンK2のカルシウム代謝の適正化が、
歯からのカルシウム溶出による虫歯を防ぎます。
では、ビタミンK2はどのようにして摂れるのか?
昔ながらの食事にはビタミンK2が多く含まれる
傾向があります。
ビタミンK2の摂取源は
主に食事と細菌合成と言われています。
細菌合成とはどういうことかと言うと、
緑色植物に含まれているビタミンK1を
腸内細菌がビタミンK2に変換することで
得ることができるということです。
じゃあ、緑色の野菜を取れば良いのかと言えば、
それでは叶いません
人間は残念ながら植物から取り込んだビタミンK1をビタミンK2に変換することができません。
腸内細菌が少なすぎるし、
腸内環境が悪い人が多いのです
ただ、反芻するような動物であれば
それができます
つまり、
動物の肉やバターなどの脂に
ビタミンK2は含まれます。
ただし、餌にビタミンK1が豊富に含まれていれば。
現代の我々がスーパーなどで一般的に手に入れることができる肉は、ほとんど穀物の餌を与えられた動物の肉です。
牧草に存在するビタミンK1ですが、
穀物にはほんのわずかしか含まれていません。
なので、
動物の肉や脂からビタミンK2を摂取するなら、
牧草牛(グラスフェッド)の肉や
バター、チーズ、平飼い鶏の卵などから摂る必要があります。
…なかなかハードル高くないですか?
一般的なスーパーでグラスフェッドの肉はなかなか手に入りません
そこで、オススメの食材があります
それは、【納豆】です
納豆は細菌が大豆を発酵させるため、
ビタミンK2が大量に作られるからです。
実は、納豆に含まれるビタミンK2の量は、
他の食材よりも圧倒的に多いことがわかっています
関西の人には納豆はあまり好まれない傾向があるというふうに言われているようですが、
(最近では否定されているようです)
納豆をよく食べる地域ほど、
大腿骨骨折の発生率が低い
というデータもあります。
骨粗鬆症や虫歯の予防のために
カルシウム代謝を適正にする、
そのためにもビタミンK2やビタミンDなどの
脂溶性ビタミンをバランス良く摂取できるといいですね
睡眠に悩みをお持ちの方へ
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体の栄養状態
そして、
代謝異常
が
あなたの睡眠に影響を与えることを
ご存知でしょうか?
栄養欠乏はただの栄養摂取不足だけではない。
また代謝異常の原因は様々です。
私たちの身体のちょっとした異常は
私たちが知らない間に密かに起きています。
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