前回、歯の詰め物『アマルガム』について
お話しさせていただきました。
↓
今回はアマルガム、水銀が身体に及ぼす影響について。
アマルガムの怖いところは
長期低量被曝
であることをお伝えしましたが、
アマルガムによる水銀中毒症状は
その長期低量被曝の結果引き起こされます。
水銀蓄積による中毒が進行するにつれて症状の数は増加し、個人により症状は多種多様で程度も一定ではありません。
水銀蓄積による主な慢性疾患
全身疾患
アレルギー性疾患、神経痛、貧血、慢性疲労、糖尿病、月経異常、多発性硬化症（MS）、アルツハイマー病、パーキンソン病、リウマチ疾患、全身性エリテマトーデス、うつ病、てんかん、知覚・感覚異常、メタボリック症候群、腫瘍など
歯科口腔疾患
う蝕（むし歯）、歯周病、歯列不正、ブラキシズム（歯ぎしり、噛み締め）、金属アレルギー、口腔カンジダ症、口内炎、粘膜疾患、舌痛症、不定型歯痛、口腔内腫瘍など
水銀がこれらの疾患や不調を起こす原因として、
主には細胞内のミトコンドリアのエネルギー産生を
滞らせることにあると考えられます。
（ミトコンドリアのクエン酸回路や、メチレーション回路の抑制）
つまり、人間が生命活動に必要なエネルギーをうまく作れなくなるということ
なので、もし口の中にアマルガムがあるのであれば、すぐにでも取りたいところ！
だが、しかーし！
ここがポイント！
安易にアマルガムを歯医者で取ってはいけません！
歯医者がアマルガムを取る時どうするか？
アマルガムは歯を削る機械で、
直接ガーっと削り取ります。
その時、金属の粉塵がそこらじゅうに飛び散ります。
そして、覚えていますでしょうか？
アマルガムを摩擦すると、水銀が気化します。
それはどういうことか？
患者さんだけでなく、
歯医者自身、助手スタッフ、クリニック内の環境、廃棄物
周りの全てが水銀によって汚染されるのです。
アマルガムによる水銀汚染のタイミングは、
食事時やブラッシング時よりも、
除去する時
が最高に汚染されるのです。
では、どうすればいいのか？
アマルガムは安全に取る特殊なやり方があります。
それはこんな感じ
↓
除去時の防護服と患者さんの状態はこんな感じ
↓
そして、患者さんは水銀が体内に入っても身体から排除できるように、
サプリメントや高濃度のビタミンC点滴をしながら除去するのです
患者さんの体調やデトックス機能の確保（例えば便通はどうか）、院内の設備などを万全の体制で行う必要があるのです。
詰め物一個取るのに
大事
なのです。
驚きましたか？
不用意な除去は、逆に身体に悪影響を及ぼします。
ここまでやって取りたいか？
それは患者さん本人にしか決められません。
取らないのも一つの選択肢。
アマルガムが原因で身体に不調をきたしているかどうか、
影響が出るかどうかは個人の状態（解毒能力、排泄能力、抗酸化力、遺伝子）で異なります。
全然大丈夫な人もきっといます
アマルガムが自分の口の中に入っているか、
歯科健診で診てもらうだけ診てもらうのもいいですね。
そして、自分の口の中にある場合は、
もし除去したいと思うのであれば、
アマルガムを安全に除去することのできる歯医者を検索し、施術を受けて下さいね！
血液検査で栄養解析ができます
睡眠の質を左右するのは、
体の栄養状態です。
歯科クリニックの患者様に対し栄養解析をしていると、わかることがたくさんあります
栄養欠乏はただの栄養摂取不足とも違う。
人それぞれの生活習慣や飲んでいる薬、
身体で起きている生化学的変化に応じ、
栄養の過不足をデータから読み取り、
最適な量を補充することが必要となってきます。
良質な睡眠の条件を得るにも、
状態に応じた栄養補充が有効になってきます！
今のあなたの体の状態を検査で明らかにして、
確実で的を得た対策を練ることができます。
栄養解析の結果をもとに、
パーソナルにサポートを致します
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