本日は当院のバネ指の治療について簡単にご紹介いたします。
バネ指の治療、というと一般的にはステロイド注射や切開(手術)が一般的かと思われます。
バネ指は腱鞘炎とも言われ、使い過ぎや酷使のし過ぎでなると言われており、教科書にもそう書いてあります。
ただ使い過ぎと言う言葉は信憑性にかけ、本当に使い過ぎでなるのか?、、使い過ぎでなるならかなりの多くの方が腱鞘炎になってしまうのではないでしょうか?と言う疑問が生まれます。
手や指の筋肉、腱は下の絵の様に細かく一本一本に分かれて指先まで走っています。
この細かい筋、腱が手の平と甲とで走っていて、実は上下で互いにうまく引っ張りあって絶妙に指を動かしています。
ちょっとした例で
作用は違うのですが、下図の凧のように、それぞれの紐がうまくバランスを取ることで凧が上がります。しかし一本でも過剰に引っ張ったりするとバランスを崩します。
このようなことが手でも起きているのです。
つまり、指の筋、腱の引っ張りあいっこの調整が乱れているのです。
この引っ張りあいは手より体の中心から引っ張っているので、基本的には中心に近いところから起こっていることが多いです。
ただ、これは人それぞれに原因が違います。
例えば、肘や肩のねじれに左右差があったり、肩が上がっていたり、首を過去に痛めたり、骨盤が歪んでいたり、足首のバランスが悪かったり、産後の骨盤のトラブルやホルモンバランスの乱れや弛緩性のもの、、
その他にも手や指の使い方に問題がったり、、、→https://ameblo.jp/misato--3310/entry-12304805947.html
この原因は個人差がある為、これを見つけてあげることは治療の大きな要素になります。
また、結果として炎症が起きている部位には、氷を使い炎症を取ることを行います。この氷でコロコロと患部を転がす治療は大変効果的です。
更に腱鞘炎の治療用の特殊なローラーをかけさせて頂きます。
さらに、当院ではその引っ張りを外からコントロールするテープ処置等を行います。
その方の状態によっては根気が必要となる方もいらっしゃるのは事実です。
そんな中でも当院では、身体本来の動きを取り戻すことで治癒へと向かうよう、施術をさせて頂きます。
大変長くなりましたが、もしお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡下さい。
みさと接骨院
東京都練馬区上石神井1-16-6 1-B
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