土を踏まず
土を踏まない場所と考えております。
さて、土踏まずはどうやって出来るのでしょうか?
いつ頃から出来るのでしょうか?
それは
赤ちゃんが立ちあがり、一人で歩きだし、身体がしっかりとまっすぐ立つにつれて土踏まずや足のアーチは出来あがっていきます。
赤ちゃんの頃やしっかりと立ち上がるまでは土踏まずはありません。
体重をかけて踏みしめたり蹴り出したりと、床からの反力と上からの荷重がしっかりとかかることによってアーチが形成されていきます。
ですが、靴の中がでこぼこしていて土踏まずのはずが、下から突き上げられるような、土を踏むような靴が多々あります。
橋がアーチであるように、アーチ構造は上からの重量にはもの凄い耐力性があるものの、下からの突き上げにはめっぽう弱いのです!!
アーチ橋を壊す際は下から突き上げます。


↓これはアーチを壊す工事の手順ですが、真ん中の部分を下からひっこぬく形になっております。


これでは土を踏んでしまい崩れてしまいます、、、
裸足で走り回る量が圧倒的に減り、足でしっかりと踏みしめる時間がほぼなくなっており
小さい頃から足にあわない靴を履いている現代
幼小期より扁平足やアライメントが崩れてる子が非常に多いです。
足下がバランスが悪ければ、全身への影響は想像できますでしょうか?
下手にインソールがアーチの形になっている物は注意が必要です。
ただし、インソールが必要な場面や状況もあります!必ずしもダメというわけではありません。逆に崩れてしまった方には入れる必要がある場面があります。
小さいお子さんがいる方は、なるべく裸足にさせて走り回らせたり、足場の悪い所で遊ばせたりするなどをして、足下を作っていかせることをおすすめします。
幼児期にそういった体の基礎を作ることは、知能や人間的社会性に大きく関係してきますので、是非とも取り組んで頂けたらと思います。
もし、足のトラブルでお困りでしたらご相談頂けたら幸いでございます。
奥田 隆二
安全でソフトな治療
みさと接骨院
東京都練馬区上石井1-16-6センターライズビル1B
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