☆受験校決定について

その1 “段階上げ”の予定にしてみる

 試験当日は多大なプレッシャーの中で受験するので、コンディションが整わないといつも通りの力が発揮できない人がいます。

そういう人は次のような受験予定を立ててみてください。

 

1.  最初に現在の模試の成績でもA判定が出るような余裕を持って受けられる安全校を受験

 序盤は試験会場の雰囲気などに飲まれ、いつもの自分の実力を出せなくなってしまいます。

 そこで1のように最初に余裕を持った受験をすることによって受験の雰囲気慣れをしてコンディションを整えます。

 また緊張によって試験中見落としてしまったケアレスミスをこのときに確認できますので、

 その後の受験に修正を入れることが出来ます。

 

2.  次に今の模試の成績ではC判定くらいの実力相応校を受験

 ある程度コンディションが整ったところで2のような実力相応校の受験をします。

 1の段階である程度試験慣れをしていますから、普段の力で受験に臨めると思います。

 問題のレベルも全体的に上がると思いますので、第一志望により近づいた受験に自然と対応していきます。

 

3.  最後に挑戦校となる第一志望校などを受験

 最後に万全の状態で第一志望校を受験するという予定になります。

 おそらく第一志望の受験日程が早い方もいると思います。

 そういう人は123のようにうまい順序で受けられないかも知れません。

 しかし、いずれにせよ第一志望が最初の受験という状態は避けたほうがいいと思います。

 

その2 安全校は必ず受験する

今の実力でA判定が出る大学の受験をしてください。

上にも述べましたが、安全校受験は試験会場の雰囲気慣れの面も含めすごく重要です。

中には「第一志望が不合格ならもう一年!だから他の大学は受けない」という方もいらっしゃるでしょう。

そういう場合も現役時にどの程度まで受かる実力があったのかが分からなくなってしまうので、

次の年に大きなプレッシャーになってしまいます。

もう1年受験を経験する方の中には、このプレッシャーに押しつぶされてしまう人も少なくはありません。

ですから先のことも考えているのであれば、なおさら必ず受験すべきです。

 

体験談:

センター試験の会場が他の高校であったため、あまり緊張感もなく試験慣れもできなかったので、

入試最初は安全校を受験することにしました。正直一番緊張したのが最初に受けた安全校の試験でした。

初回の受験ということであまり手ごたえもなく、結果も振るわなかったと思いますが、

自分のレベルでは余裕をもてるレベルだったがゆえに合格通知が届きました。

試験慣れという面ではすごく意義がありましたし、その後の試験にうまくつなげることが出来たと思います。

 

その3 センター試験の活用

 私大ではセンター利用入試がある大学があります。

センター利用入試とは、一般試験とは別に設けられたまさに入試試験をセンター試験で代用したようなものです。

国公立受験の人は2次試験への基準点獲得を狙う”ついでに”私大のセンター利用入試に出願すれば合格するかもしれないというちょっとお得な制度です。

私大志望の人にも十分センター利用試験を利用するメリットがあります。

もしその中に志望校があれば挑戦回数も増えますし、センター利用入試で安全校を確保して一般受験の際には実力相応校や挑戦校をバリバリ受けていくということもできます。

ですから、私大志望とはいえどセンター試験を受ける人はセンター対策もおろそかにしないようにしてください。

 

その4 連続受験のデメリットを考える

 志望順位が高い大学を受けようと思うと2日や3日連続で受験しなくてはならなくなります。

多い人で5日以上の連続受験を行おうとする人がいます。

その際に考えてほしいのは果たして最終日に全力が出せるだろうかということです。

 皆さん模試を受けて疲れて帰った経験はありますか?それが毎日続くことを考えてみてください。

確かに模試は1日限りなので、翌日に疲労はさほどではないかもしれません。

しかし、本番の試験は模試とは比較にならないほどの緊張感やプレッシャーの中で行う上、

連続受験の場合は1日1日で疲労が蓄積していってしまいます。

下記に体験談を載せていますが、最高でも3日を目安に考えて受験日程は立てたほうがいいでしょう。

もし日程がきつくなってしまって2,3日以上の連続受験になってしまう場合は受験日程を再考しましょう。

無理をせず、的確に受験校を絞っていきましょう。

 

体験談

試験の疲労:2日前に受けた志望校で大きなミスがあり、あとがない状態で受けた試験の日のことです。

第一志望ではなかったのですが、絶対に受かっておきたかった学部でした。

プレッシャーがうまく利いたのか、その日は普段より集中して受験することができ、結果も過去最高の出来だったと思います。

しかし試験終了後はもちろんのこと、翌日も疲労でぼんやりしてしまい日課にしていた英語の音読すらやれない状況でした。

そのまた翌日は試験だったため、何とか夜までには立て直しましたが、多少疲労を引きずったまま翌日の試験を受けることになりました。

ひどい時はこれくらい疲労を引きずってしまいました。

 

連続受験:3日連続受験が受験の最後でした。

2日目は1日目の疲労を引きずりながらもなんとか集中力を保つことができ、良い成績を修めることが出来ました。

しかし3日目は試験中に初めて眠気が襲うというくらいに疲れきってしまっていました。

なんとか自分を奮い立たせて3日目の大学もなんとか合格することが出来ましたが、一歩間違えれば不合格だったと思います。

ですから目安は2日まで。どうしても受けたいというのであれば最高でも3日連続というのが限界かな、と思います。