今回は学習計画についてお伝えします。学習計画は軽視されがちですが、受験勉強には重要なものとなってきます。ですから今回学習計画を立てるメリットも含めて話をします。

ちなみに…合格者のほとんどはしっかり学習計画を立てて勉強しています!!

 

学習計画を立てるためのポイント以下の4つです。

 

その1 入試から逆算して計画を立てる

『入試から逆算』とは…!?

 

【問題!】あなたは来月マラソン大会に出場することになりました。さあ、皆さんならどうしますか!?

  →「42.195キロを全力で走るという練習からやる!」という人はいませんよね?

 

皆さんまずは「最初にゆっくりのペースでも40キロ以上走れる体力を作る」練習から始めませんか?
なんでその練習にたどり着くかと考えてみたら、それは無意識的に「目標から逆算している」からです。

 

つまり

 42.195キロを“全力で走れる”力

 →40キロ以上“走り切る”力

 →40キロ以下の短い距離でもしっかり走り切れる力

 →基礎体力の強化

というプロセスを踏んでいるのです。

 

また「来月」という制約期間がついた場合は、

1つのステップにつき、「何日かけ完成させるか」も自ずと明確に決めていかないといけませんよね。

 

上の例はマラソンでしたが、これを勉強に置き換えて考えてください。

例えば、志望校の英語が「大問数が多いので時間内に解き終わるようにする」という目標であった場合、

 入試問題を時間内に解く力

 →速読力

 →文章を正確に読む力

 →文法・単語をしっかり理解する

となります。


今すべきこと

このように入試本番、自分がどのようになっているかを基準にし、それに基づいて逆算つまり「この段階はいつまでに完成させておく必要がある、ではその前の段階はいつまで→…」というようにしていき、

「では今は何をすべきか」を明確にしていくものです。

 

学習計画はこの逆算によって「いつまでに何を終わらせておく必要があるか」を明確にする作業なのです。

 

その2 現状を把握する

逆算によって今やるべきことが見えてきます。それに加えて、自分の苦手分野を知る必要があります。自分の苦手なものは他のものより多めに時間をかける必要があり、それを学習計画に組み込みましょう。特に苦手を効率よく探す方法なのが、模試や授業の問題で「自分に何が足りないのか」を分析することです。

『今の自分に足りないものを分析し、自分の入試時の理想像までにどうやって近づけるかを考える』ことが重要です。

ですから日頃から自己分析を怠らないようにしましょう。

 

模試も判定ばかりではなく、自分の間違えたところを見直すことが重要です。(模試については別資料に記載します)

 

その3 自分の勉強時間を確認する

毎年、「今部活をやっていて勉強時間が確保できない。だから勉強できない」とおっしゃる生徒さんがいらっしゃいます。

でも、本当に時間がとれないのでしょうか?学習計画表を使えばそんなことはないはずです。

 

 『忙しいからできない』ではなく、『忙しいからこそ何ができるか』を考えましょう。

 

多分漠然と「時間がない」と思っているだけで、気がつけばところどころ小さな勉強時間が確保できたりします。

たとえ小さな積み重ねでもコツコツやっていけば大きな一歩になります。

一日単語ひとつ覚える、確かに単語数でいえば1/2000。でも0よりは確実な進歩ではないでしょうか。

 

その4  志望校出題調査をする!

過去問の演習ではありません。

・過去問をさらっと見る

・塾の情報誌等で出題情報を探る

ようなざっくりした感じでOKです。

 

どんな問題が出るのか把握しておく

→『入試までにどんな問題ができていればよいのか』を把握できるため、学習計画を立てるのが非常にスムーズになります。

 

特に論述系問題があるところに要注意です。なぜなら、小論文や英作文の論述問題は普段から『書く』という作業が必要です。

これは特に短期間で習得できる技術ではありません。

ですから、添削係の人や講師の先生に添削などを積極的にしてもらいましょう。

 

最後に

 学習計画表は立てても、勉強が進むにつれて書いた当時の自分と今の自分とのギャップが生じてきて、学習計画表に変更を加えなければならないかもしれません。全部計画を変更というのは良くないですが、細かい変更はあまり支障がないはずですから、躊躇せず今の自分にあった形を採用しましょう。