語学のプロになるための指南書です。語学プロへの手引きが書かれています。プロにならない英語学習者にとっても、大変参考になる学習方法や学習に関するヒントが多数紹介されています。



6章の「お金になる語学力とは」では、語学のプロとして仕事をしていくには何が必要かが、分かりやすく説明されています。「プロとしての語学力とはなにかと一言でいうと、二つの言語間の翻訳能力です。」の一文には、大きく頷いてしまいました。



私自身が外資系企業の社員として、日常業務の中で最も数多く行ったことは、日英間の翻訳作業で、Eメールやレポートなどの作成時には、この「二つの言語間の翻訳能力」の不足で四苦八苦し、語学習得の厳しさを切実に感じていましたが、自らの目標レベルに到達することなく、四半世紀が瞬く間に過ぎてしまいました。



新しい言語を学習するときの理想的なプログラムとして、第一に文法体系の把握が挙げられています。英語の再学習者にとっても、英文法の学習は学習を効率化・活性化させて、目標レベル到達までの学習時間の短縮に有効なのではないでしょうか。


語学で身を立てる (集英社新書)/猪浦 道夫
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持ち運び可能な英英辞典が必要で、「Longman Handy Learner's Dictionary of American English」を購入しました。



バックカバーに、A handy pocket-sized dictionary of American English, specially written for students who need quick and easy reference!と書かれている通りに、小さ過ぎることもなく手軽に利用できるサイズに製本されています。



通常は、パソコンにインストールした辞典やネット上のオンライン辞典を使っていますが、出先や自宅でもちょっと確認したいときには、大変使い勝手がよい辞典です。



この辞典の特徴として、Clear, simple definitions written using the Longman American Defining Vocabularyが挙げられていますが、学習者向けに分かりやすい語意説明がされています。



英英辞典は、高校生のときに塾の先生の薦めで開拓社のものに初めてチャレンジした思い出がありますが、絶対的な語彙数の不足で使い切れませんでした。入門から応用に移る段階で使い始めるのがよいかもしれません。


Longman Handy Learner’s Dictionary of American English
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この本についてのアマゾンの書籍紹介は、「戦後60年にわたるミリオンセラー級の英語学習本を徹底研究」という文で始まっています。


この本にはここ40年ほど間に、私が実際に手に取って繰り返し読んだものや、購入するまでには至らなかったものの気に掛っていたものが、数多く紹介されています。


ここで紹介されている様々な英語学習本には、それぞれの著者が実践してきた独自の英語学習法が述べられているのですが、この本にはそれらのエッセンスが分かりやすく要約されていて、読者が日々の英語学習法を省みる際に、学習者として押さえておくべき重要な考え方やヒントとなりそうなユニークなアイデアを見つけ出すことができるかもしれません。


終盤の野口悠紀雄著『「超」英語法』の解説では、同氏の週刊東洋経済の「ビジネスマンのための超・英語勉強法」の小文について言及されていますが、その中の「短時間に英語をマスターする方法はない。四千時間程度が必要だ。」という表現に目にとまりました。


超・英語勉強法によると、大学までで三千時間既習となるそうですから、英語の学習者はあと残り何時間努力すればよいか、具体的な学習時間を見積もることができます。大学まで英語を勉強してきた人は、あと千時間頑張ればよいので、どれくらいの期間でこの千時間を消化したいかによって、一日の学習時間を計算することが可能となります。


社会人になってからの、自分の経験に照らし合わせてみると、この千時間という数字が実態に近いものであることに強く同感しています。


英語ベストセラー本の研究 (幻冬舎新書)/晴山 陽一
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