東京に出て、好きな人+‪α‬さんとのワンルームロフト付き、ワンルーム三人暮らしがスタートしました。


私は2人とそもそもの生活時間帯が違っていたので、昼寝て夕方起きて、バイトを探しながら暫くは家で過ごしましたが、受ける面接受ける面接落ちるんですよね。


学校にも行ってない18歳を雇おうってバイトは早々有りません。しかも頭どキンパちゃんでしたし。


結果、中々職が見つからないので、デリバリーの性感エステへ行きました。前歴がありますので、勿論即採用。


昼寝て、夜は性感エステな日々を過ごしていたとある日のことです、好きな人が言いました「お金が無い」私は工面してあげなきゃという思いを持ってしまい、安易にお金を貸しましたが、中々返ってくることは無く、とある日に‪α‬さんに愚痴ってしまいました。


一番年下で、自分の夢と好きな人のライブの支えが出来るようにこの仕事をしていて、精神的に疲れている。なのに好きな人は好きなだけ寝て、好きなことをして、好きに働いて、必至さが見えないし、お金だっていつ返ってくるかわからない。モヤモヤしている、と。


翌日だったか、翌々日だったか、仕事中に好きな人から電話が掛かってきて、驚いて取ってしまいました。


今すぐ帰って来れない?


明らかに怒っている声色です。


仕事中だから無理だと返しましたが、


今どんな仕事をしていて、何をしているか知っているから。


と言われて電話を切られてしまいました。

正直、この時の私は混乱と血の気が引く感覚で凄かった。

全て知られてしまっている、愚痴ったことが全部伝わってしまったんだ、もうあの家には帰れない、と。


とてつもない後悔と、どうすれば良いのかという混乱の中、

何を思ったのか1人目の彼女に連絡をしていました。


ワケは後で話すので、1ヶ月だけ泊めて頂けないか、と。


彼女は「構わないよ」との返事をくれました。


そこから、三人暮らしのお家に帰るまでが長かった。

2人が家を出るタイミングを見て帰ろうと思ったので、山手線を5周ほど。そして、帰る直前ヤマトに寄って、ダンボールを拝借し、またヤマトに出して、夜行バスの予約をして、夜までカラオケに篭って。


夜行バスでそのまま関西へトンボ帰り。


私は彼女に理由をちゃんと話した記憶が無いです。

ただ、あの家には居られなくなったのだという事だけを伝えて、1ヶ月でなんとかして自分の家を探して出ていくという事だけを伝えた気がします。


しかし、彼女には情が有った、1ヶ月も持ちませんでした。


泊まり始めて2週間ほどのことです、

私はネットの声劇なるものにハマっていて、それをチマチマやっていたのですが、それをやっている私に彼女は怒りました。そうですよね、昼間はそんな事して、夜は堕落した職なんて、普通は怒る場面です。


私も好きな事が出来ないのは嫌だと逆ギレ。


結果、私は性感エステの職場に身を置く事となりました。


一人で暮らせる家を見つけ、家財道具も貰った給料でチマチマと買い、念願の一人暮らしスタート。

そして、性感エステからは足を洗いたいなと思っていた事もあり、地味にガールズバーの仕事を復旧。3日と2日くらいの割合で暫く掛け持ちしていたと記憶してます。


その間、実は2人目の恋人とも付き合ったり、遠距離のセフレがいたり、凄い濃厚な一人暮らしをしていたと思います。そもそも遠距離のセフレってなんだよって話なんですが。


一人暮らしを始めて私がガールズバーをやっていた頃合かな、1人目の彼女が家にやって来ました。こんな生活いつまで続けるのか、持つわけない、と。

気付けばあれよあれよと彼女の新しいお宅に連れられ。

新しいお宅には親友なる方と同居されてました。


気付けば、あのケンカの後の1週間のように、とても自堕落な生活を送らせて貰っていました。但し、あの頃と違ったのはセックスは有ります。鍵は無いので半軟禁。

これはマズいのではと思い、1週間経つ頃合に「帰る!」と彼女が帰ってきた頃を見計らって申告。その日の夜の電車でお家に帰りました。


今思えば、彼女はあの頃と違い、収入は落ち着いていたし、友人と暮らしてもいるから中々に余裕のある生活を送ってたんですよね。だから、私を囲えるよ、と。

そんな所で留まる人間では無かったのが功を奏しました。


それからも1人目とは友達でいたのですが、20歳になった後の冬の日、かな、誕生日プレゼントと手紙を渡された挙句、言い出されたのは「会うのこれで最期にしよう、私がしんどいから」でした。


しんどいという言葉の意味を手紙で知りました。

この何年間、あれだけ酷いケンカもあったのに、私への気持ちは薄れていないこと、寧ろ愛してるし好きだし、今後一緒に生きていたいという思いがあること。


20歳を迎えたばかりの私には今後も永遠にこの人と居るという未来が全く見えていませんでした。そのため、会えなくなるのは大変寂しいけど、仕方ない事と受け止めて、ちゃんとお別れするに至りました。


今思えば惜しい事をしました、私あのゴールデンレトリバーな雰囲気嫌いじゃないんです。寧ろ安心するというか、一緒に居て落ち着くまであることも有りました。

若かったなぁ、としみじみ。