少し間があいて
部屋の中から「はぁ~い!」と
返事が返ってきた
待つこと数十秒
バタバタと廊下を走る音がして
玄関ドアが勢いよく開いた
そこには濡れた髪をタオルで拭きながら
黄色いビキニ姿の青年が立っていた
今にもポロリと飛び出しそうなほど
面積の狭い生地に窮屈そうに納まった
シンボル♂
くっきりとした輪郭は
その形や大きさを
見て!見て!とばかりに
主張している
僕は狼狽えながら小さな声で
「こんばんは...」と言い目を伏せた
青年は満面の笑顔で
僕を部屋に招き入れてくれた
..............
真夏の夜の物語
