お父ちゃんは僕に童謡のレコードを買ってくれました。
僕は毎晩お父ちゃんにお願いしてレコードをかけてもらいました。
何度も何度も聴いて聴いて聴いて…
手のつけられない程の腕白坊主も、レコードをかけてもらうと大人しくなる。
流れてくるメロディーに耳を傾け、時に歌い時に踊り、僕は夢中になりました。
そのうち僕はレコードのかけ方を覚えました。
お父ちゃんが仕事で居なくても、僕はレコードを自分でかけて、何時間でも聴いていました。
レコードの溝が擦りきれる程何回も…
今では実際には聴くことは無いけれど、この時のレコードは大切な大切な僕の宝物。
これが僕と音楽との最初の出合いです。