エホバの証人のローカルルール?というかそういう伝統的決まり?みたいなもので、「異性を車の助手席に乗せるのはふさわしくなーい」みたいなものがありました。
あらぬ疑いを掛けられるのを避けるためとか、性的不道徳行為に発展しないように という意味では確かに「知恵の道」・・・だとは思います。
でも、エホバの証人社会でそうしたものが
「そうしなければふさわしくない」
とほぼ規則化されてしまっていることは問題だと思います。
へんに意識しすぎになるのも問題だと思います。
行き過ぎた " ルール " が息苦しさやおかしな結果を生み出している一例だと思います。
https://ameblo.jp/246-246-246-land/entry-12183053775.html
うちの地元会衆では
「助手席でなくても男女が2人きりで車に乗るのはふさわしくない!」
みたいな空気があったみたいで、(そんなのほぼ気にしてなかった)
ある巡回訪問中に送迎を担当していた兄弟から
「巡回監督の奥さん姉妹の送迎をせなあかんねんけど、一緒に乗ってくれる人が誰もおらへんねん・・・来てくれへん?」って電話が掛かってきました。
(この人は必要で東大阪から来た人なのでリアルに大阪弁で笑)
その時は結局すぐに一緒に乗ってくれる人が見つかったらしく、
「ごめーん、おったからもうええわー」
って電話が掛かってきました。
でも、まあ、その時から厳密にルール化したものを守ろうとするのってどうなの?ってかなり考えるようになりました。
そんな送迎の付き添い人って必要有りますかね?
巡回監督の奥さんと?・・・そういう行為に発展するかもとか考えなきゃダメ?
車は「密室」だからダメ、良くないって理屈なの?
じゃあうちみたいなオープンカーならOK?
バイクの2人乗りならOK?密室じゃないし。でも密着するといやらしいとか不道徳行為に発展するとか考えなきゃダメ?
もし王国会館までひとりで車で行く途中にまだ距離も遠い地点で高齢の姉妹がしんどそうに歩いているのを見かけても乗っていくようにって誘うのも悪いこと?
スルーするのって不親切じゃないの?
じゃあエホバの証人はタクシードライバーなんて出来ないね。それって変じゃない?
密室で2人きりになる状況がダメって論理なら、、、タクシードライバーだけじゃなくセールスとか工事とかで女性のお宅に訪問する仕事だとかいろいろダメじゃね?おかしくない?
そういう状況で・・・そんな感じの行為に発展するとかって・・・妄想しちゃうほうがそもそも不健全じゃない?どんなドラマ、AV?
(もしかしてだけどーもしかしてだけどーそれってオイラを誘ってるんじゃないのー)
なーんて、
結局いろいろ考えた結果、
人がとやかく言っても、変に人が決めたルール的なものなんて意識しすぎるな!臨機応変であれば良い!って結論を出しました。
実際、そんなことをちゃんと考えてた後日ですが、
ある女性が駅前ですごく焦った表情をしてオロオロしていました。
どうしたのか?と尋ねたところ、「予定の電車に乗れなかった!このままでは関空行きのシャトルバスの出ている場所まで間に合う時間に着けない!」との事。
駅前なのに辺りを見回してもタイミング悪くてタクシーもいませんでした。
で、仕方ないので、そこまで車で送っていってあげました。その女性を。
無事に時間に間に合ってめちゃくちゃ感謝されました!
もちろんエホバの証人的罪悪感なんて一切ありませんし、良いことしたなって気持ち良かったです。
話は戻りますが、こういうルールを意識しすぎると結局は親切な行為すら出来なくするって弊害が有りますが、
他にも何故害があると思うかについて、
もし、そんなエホバの証人的ヘンテコルールを使えば立場の上の者が自分の嫌いな人を簡単に悪者に仕立て上げられちゃうからです。
もし王国会館までひとりで車で行く途中にまだ距離も遠い地点で高齢の姉妹がしんどそうに歩いているのを見かけた場合、、、
声を掛けずにスルーして行くなら、そのことを何らかの方法で知れば、
「不親切だ!苦しんでいる人を助けずに横を通って行ってしまった良いサマリア人の例え話の宗教指導者のようだ!霊的な事を大切にしているように見えてもそうした実質を伴っていない人は特権にはふさわしくない!」
なーんて批判も出来てしまいますし、
乗せて行ってあげた場合でも、
「女性と2人きりで車に乗るのはふさわしくないとあなたは知っているはずなのに、、、あの姉妹なら乗せたという事は姉妹が高齢だから、ちゃんと女性として扱っていない証拠だ!エイジハラスメントだ!」
なーんて批判すら出来ちゃうわけです。
やれやれですねー。凝り固まった人とかエホバの証人社会って。